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蚊を追い払うエアコンとテレビ、「インド適合型」を販売したところ

蚊を追い払うエアコンとテレビ、「インド適合型」を販売したところ

Posted May. 09, 2017 08:47,   

Updated May. 09, 2017 08:48

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「13億のインド人の心を捕らえた」

12日でLG電子は、「世界第2位の人口大国」インドに進出してからちょうど20年になる。LG電子のインドでの売上は、昨年は20億ドル(約2兆2630億ウォン)で、進出初年度だった1997年の60倍に成長した。その秘訣は「徹底的な現地化戦略」にあった。

8日、LG電子によると、同社がインドで販売したテレビと冷蔵庫は、累積台数基準でそれぞれ5000万台と3000万台に達する。洗濯機1600万台がインドで売られ、電子レンジは400万台の販売実績を上げた。

インドは、LG電子がインドネシア(1991年)、中国(1993年)に続いて、アジアで3番目に生産法人を設立した国だ。1997年のノイダ第1家電工場を皮切りに、1998年はバンガロールソフトウェア(SW)研究所、2004年はプネー第2家電工場を次々と設立した。現地の従業員数は、1997年の約400人から、現在は3400人へと増えている。

LG電子のインドでの成功は、住居環境と生活文化を考慮したインド特化製品の発売戦略が功を奏したからだという評価を受けている。悪い水質を考慮して浄水性能を高めた浄水器、電力供給が途絶えても7時間も冷気を維持する冷蔵庫、超音波で蚊を追い払うエアコンやテレビなどが代表といえる。そのおかげで、LG電子は、地元の市場調査機関「TRA」から「2016年の最も魅力的なブランド 」「2015年の最も信頼されるブランド」に選ばれた。

LG電子のインド法人は現地進出20周年を記念して、年末までに20ヶ月間無利子分割払い、製品割引など、さまざまなプロモーションを行う予定だ。

LG電子の金基完(キム・ギワン)インド法人長(副社長)は、「今後もトップブランドとして、インド国民の生活に役立つ製品を継続的に披露する計画だ」と強調した。



金昌德 drake007@donga.com