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証券各社が三星電子株の目標価格を300万ウォンに引き上げ

証券各社が三星電子株の目標価格を300万ウォンに引き上げ

Posted April. 29, 2017 08:31,   

Updated April. 29, 2017 08:31

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持株会社の転換計画を白紙化した三星(サムスン)電子の株価が、二日連続で過去最高値を更新した。これを受け、証券会社各社は、三星電子の目標株価を300万ウォンにまで引き上げた。

28日、有価証券市場で三星電子は前日より1.78%高の1株223万1000ウォンで取引を終えた。前日に明らかにした持株会社への転換放棄と自社株消却と配当拡大への期待に、業績好調までが重なり、株価が二日連続して値上がりしたのだ。

証券業界では、45兆ウォンにのぼる三星電子の自社株消却計画に注目している。KTB証券のキム・ヤンジェ研究員は、「自社株消却で今年、三星電子の株式は1株当たり7%の価値上昇効果があるだろう」と試算した。ユアンタ証券のイ・ジェユン研究員は、「すべての事業部の業績好調が来年まで続くと予想される」と予想した。

証券会社各社は我先に、三星電子の目標株価を上方修正している。同日、ユアンタ証券とKTB投資証券は三星電子の目標株価を、従来の1株=270万ウォンから300万ウォンへと引き上げた。新韓(シンハン)金融投資とNH投資証券は、それぞれ1株=270万ウォンと260万ウォンだった三星電子の目標株価を1株290万ウォンに調整した。

同日、総合株価指数(コスピ)は取引開始前半は三星電子の上昇を受け、2210ポイントを突破して上昇したが、外国人と機関投資家が軒並み売りに出たことで、前日より0.18%安の2205.44で取引を終えた。



申珉豈 minki@donga.com