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熱を加えると形が変わる織物技術、ソウル大研究チームが開発

熱を加えると形が変わる織物技術、ソウル大研究チームが開発

Posted April. 11, 2017 08:35,   

Updated April. 11, 2017 08:35

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韓国国内の研究グループが、熱を加えると、温度に応じて思い通りの形に変形が可能な織物技術を開発した。モーターがなくても動くソフトロボット開発の新しいきっかけになるものと思われる。

ソウル大学機械航空工学部の安成勳(アン・ソンフン)教授チームは、編み物のパターンを活用して、モーター無しで熱や電流で動く織物を開発したと、10日明らかにした。形状記憶合金を被覆繊維で包んだワイヤを活用して織物を編んだ結果だ。形状記憶合金は、変形が起きても一定温度になると、本来の形に戻る性質を持っている。

研究チームは、この形状記憶合金のワイヤでユリの花の形の織物を織った後、5つの花びらにそれぞれ流れる電流の量を調節したり、熱い風を加えたりして、花の咲く過程を模写することに成功した。電流や熱風によって温度が上がってワイヤが変形し、これにより、花びらが一つずつ開かれる原理である。

この時、織物の編むパターンによって、ワイヤが変形する方向が変わる。研究チームは、編むパターンを変え、スイセンや合弁花、オランダカイウ(アフリカ原産の園芸植物)など、様々な構造の花の咲く動作も実現した。安教授は、「複数の種類の結び目を組み合わせて、希望する方向に曲がるように織物を編めば、曲がりやねじり、線形運動ができるように作れるだけでなく、3次元構造物の体積を変化させることもできる」と語り、「温度変化に応じて、自ら動くソフトロボットと機能性繊維、ウェアラブル機器など、様々な織物に適用できるだろう」と説明した。

この研究結果は、国際学術誌「アドバンスト・マテリアルズ」の4日付けに、表紙論文として掲載された。



송경은 ソン・ギョンウン記者 kyungeun@donga.com