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三星電子の営業利益が9兆9000億ウォン、過去2番目の業績

三星電子の営業利益が9兆9000億ウォン、過去2番目の業績

Posted April. 08, 2017 08:37,   

Updated April. 08, 2017 08:43

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三星(サムスン)電子の業績が本格的な上昇の勢いを見せている。昨年8月の「ギャラクシーノート7」バッテリーの発火事態で最悪の危機を迎えてから、わずか半年で成し遂げた劇的な巻き返しだ。

三星電子は7日、第1四半期の売上高は50兆ウォン、営業利益は9兆9000億ウォンと暫定集計されたと発表した。営業利益では、2013年第3四半期(10兆1600億ウォン)に次ぐ過去2番目の業績だ。

急激な営業利益率の上昇が目立った。三星電子の第1四半期の売上高に対する営業利益率は19.8%で史上最高だった。国内製造業の平均営業利益率である5.1%(2015年基準)の4倍に近い。涙を吞みながら「ギャラクシーノート7」の生産を打ち切った衝撃から完全に脱したという評価を受けている。

今回も最大の貢献者は半導体だった。暫定業績なので事業部門別業績は公開されなかったが、三星電子は半導体部門だけで史上最大ともいえる6兆ウォン前後の営業利益を上げたと試算される。第2四半期(4~6月)の業績の見通しも「晴れ」である。戦略スマートフォン「ギャラクシーS8」シリーズは21日に公式発表される。グローバル半導体市場も、「スーパーサイクル」(超長期好況)に安定的に入ったという評価が出ている。金融投資業界では、三星電子が第2四半期の営業利益を12兆ウォン以上上げるだろうと予想している。



徐東一 dong@donga.com