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三星、3ドアオールインワン洗濯機を発売

三星、3ドアオールインワン洗濯機を発売

Posted March. 10, 2017 08:39,   

Updated March. 10, 2017 08:39

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三星(サムスン)電子が、大容量ドラム洗濯機の上に小型全自動洗濯機をのせた「オールインワン洗濯機」を国内で初めて披露した。三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の拘束の影響で停滞していた国内新製品のマーケティングを再稼働した。

三星電子は9日、ソウル三成(サムソン)にある瑞草(ソチョ)社屋で、洗濯機の新製品「フレックスウォッシュ」の発売イベントを行った。上部の小容量(3.5キロ)全自動洗濯機と下部の大容量(17~23キロ)ドラム型洗濯機を一体型にデザインした製品だ。三星電子は1月、新型風無しエアコンを出すとき、発売行事をブリーフィングの形で簡素化した。その後も、会社内外の慌しい雰囲気を考慮して、新製品行事を縮小したり、見合わせてきた。先月末、未来戦略室の解体後、三星グループは、系列会社別の「自律経営」を宣言した。今回の洗濯機の発売行事は、三星電子の経営正常化の出発点になるだろうと、電子業界では見ている。フレックスウォッシュは、1月に米ラスベガスで開催された「国際家電見本市(CES)2017」で初めて公開された。下洗い用洗濯板を融合させた「アクティブウォッシュ」(2015年)と洗濯の間に洗濯物と洗剤を追加できる「アドウィンドウ」(昨年)に続く3番目の革新型洗濯機といえる。フレックスウォッシュは、分離洗濯の不便さを最小化した。全自動洗濯機、ドラム式洗濯機、乾燥機の3つの製品を一つに集中させて、スペースの使用率を高めた。

上部の小型全自動洗濯機は、90~95度の温湯で「煮る洗濯」が可能だ。赤ちゃんの服、下着などの少量洗濯物を頻繁に洗濯するのに有用だ。下部のドラム式洗濯機は、最大容量が23キロで、厚い布団を洗濯後、乾燥までできる。

特に腰を曲げなくても、洗濯物を出し入れできる人体工学的設計が適用された。ドラム式洗濯機のドアの上部に小さな窓を作って、洗濯物を簡単に追加できる。家電業界で初めて、洗濯機の状態を自ら診断してユーザーに通知する「人工知能遠隔サービス」機能を搭載した。外出時にスマートフォンで、洗濯過程を制御する機能も入れた。ブラックモデルは、17・19・21・23キロの4種類、ホワイトモデルは17キロの1種類で発売した。価格は229~269万ウォン。



申東秦 shine@donga.com