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「平昌では本領を見せるはず」 親友が語る「氷速女帝」李相花

「平昌では本領を見せるはず」 親友が語る「氷速女帝」李相花

Posted February. 24, 2017 08:38,   

Updated February. 24, 2017 08:40

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「(李)相花は負傷したり、心理的にプレッシャーが大きい時、逆に自分の真価を発揮するんです。平昌(ピョンチャン)冬季五輪も心配は要らないと思います」

平昌冬季五輪組織委員会の氷上ベニュー運営部でマネージャーとして勤務しているクォン・オクソンさんは、「氷速女帝」李相花(イ・サンファ=スポーツトト、28)とは大の親友だ。小学校と中学校時代に短距離スピードスケートで李相花と全国で1、2位を争うライバルとして親交を深め、今も家族のように付き合っている。

クォンさんは、「中学校1年生の時、国家代表常備軍のトレーニングを一緒に受けた。夜、お互いの夢について話し合ったこともある。そのとき相花は、『20歳を過ぎたら世界チャンピオンになる』と言っていたが、本当にそうなった。目標を立てると、なんとしてでも実現しようと努力した。マインドコントロールは生まれ持ったものがあると思った」と話した。

李相花が2010年のバンクーバー冬季五輪の女子500メートルで金メダルを獲得したときも驚いたが、2013年のスピードスケートのワールドカップ・ソルトレイクシティ大会で36秒36の世界新記録を打ち立てたときは「人間とは思えない」と思うほどびっくりしたと言った。クォンさんは、「あの時、相花は本当に酷い風邪を患っていた。心配になって『大丈夫なの?』と聞いたら『見せてやるから』という答えが返った来た。まさかと思ったけど、本当に世界記録を打ち立てた」と言い、「それからは相花の前で『大丈夫?』『大変じゃない?』という言葉は言わなくなった」と話した。

深刻な負傷に苦しんでいた李相花は、最近復調の兆しを見せている。しかし、まだ右足のふくらはぎ負傷の後遺症に悩まされている。クォンさんは、「大きな負傷ではないと言われているが、いま相花はまっすぐ立っていることさえも苦しいほどの状態だ。ふくらはぎの痛みで階段を上るのもきついく感じるほどだ」とし、「それでも競技場では足を引きずることなくレースに集中するところを見ると本当に『さすがプロなんだな』と思う」と話した。

25日は李相花の誕生日だ。今回の誕生日も祝福したいが、1年後の2月25日が李相花の人生で最高の誕生日になること応援したい。2018年2月25日は平昌五輪の最終日だ。金メダルを獲得して閉会式で笑顔満開の李相花の姿を見たいと、クォンさんは語った。

「相花ちゃん、お誕生日おめでとう。あなたは私の一生の親友よ。来年の誕生日は一緒に笑顔で迎えましょう」



兪載泳 elegant@donga.com