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折り畳めるディスプレイ搭載の世界初の「フォーダブルフォン」、三星が年内発表か

折り畳めるディスプレイ搭載の世界初の「フォーダブルフォン」、三星が年内発表か

Posted January. 12, 2017 08:27,   

Updated January. 12, 2017 08:34

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次世代スマートフォンと言われている「フォーダブルフォン」が今年、三星(サムスン)電子から初めて発売されるだろうという予測が出ている。「フォーダブルフォン」とは、ディスプレイそのものを折り畳めるスマートフォンのこと。

11日、グローバル市場調査会社「ストラテジ-・アナリティクス(SA)」は、「今年、三星電子は世界で初めてフォーダブルフォンを商用化できる」と明らかにした。SAは、「三星電子はここ数年、フォーダブルディスプレイの概念を紹介してきたが、コストや他の部品の問題のため、まだ商用化に至らなかったのだ」と説明した。SAによると、新規生成されるフォーダブルディスプレイ市場は、今年は270万台、来年は1890万台へと成長するものとみられる。

フォーダブルフォンの商用化も迫っているものとみられる。米特許専門メディア「パテントリモバイル」は8日付で、三星電子が米特許庁に登録したフォーダブルフォンのデザインイメージを紹介した。米情報技術(IT)専門メディア「GSMアリーナ」も10日付で、三星電子が「SM-X9000」や「SM-X9050」などの製品番号でフォーダブルフォンを発売するという噂が出ていると報じた。

三星電子無線事業部の高東眞(コ・ドンジン)社長は昨年8月、米ギャラクシーノート7の公開現場で、「フォーダブルフォンはディスプレイやバッテリー産業などへの波及効果が大きい分野で、三星電子が必ず手掛けたい分野でもある」と、意欲を示すなどした。ディスプレイ業界では、フォーダブルフォンの技術が直ちに次期モデルであるギャラクシーS8に適用されるのは容易ではないとみている。早ければ今年下半期、「ギャラクシーX」というブランドで初のフォーダブルフォンが公開される可能性も、一部から持ち上がっている。



申東秦 shine@donga.com