そんな中、起亜(キア)自動車は韓国企業の中ではただ一つ、新車を公開する。起亜自が披露する新車は「CK」というプロジェクト名を持つスポーツセダンだ。停止状態から時速100キロに達するのに5.1秒しかかからない。起亜自が出したモデルの中で、加速力が最もいい。起亜自は、上半期(1〜6月)中にCKを国内で発売する予定だ。英自動車専門メディア「オートカー」は、起亜自をメルセデスベンツやトヨタ、レクサス、シボレーなどとともに、デトロイトモーターショーで注目に値する新車公開メーカーに選んだ。このメディアは、CKはアウディA4、BMW3シリーズ、メルセデスベンツC-クラスなどと競争できるだろうと見込んだ。
現代(ヒョンデ)自動車は、今年のモーターショーで新車を発売しない。別途の報道発表会もない。現代自の鄭義宣(チョン・イソン)副会長がCESで紹介したアイオニック自律走行車を含め、計18台の車両を展示する。新車はないが、現代自のジェネシスG90(韓国名はEQ900)はモーターショーの期間中に選定する「2017、北米の今年の車」の候補に挙がっている。
韓友信 hanwshin@donga.com