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サプライズ業績出した三星電子、アップルの営業利益率を猛追撃

サプライズ業績出した三星電子、アップルの営業利益率を猛追撃

Posted January. 09, 2017 08:30,   

Updated January. 09, 2017 08:34

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三星(サムスン)電子が昨年第4四半期(10〜12月)に期待以上の業績を上げたことで、アップルとの営業利益率の格差も史上最低値に縮まるだろうという見方が出ている。

8日、三星電子によると、昨年第4四半期の営業利益率は17.36%だった。昨年第2四半期(4〜6月)の16.20%より1.16%ポイントが高い。この2年間で最も高い数値だ。

アップルの営業利益率は、これまで三星電子は到底届きそうもないレベルだった。2015年第1四半期(1〜3月)のアップル(31.51%)と三星電子(12.69%)との営業利益率の格差は18.82%に達した。同年第4四半期もアップルの営業利益率は三星の2.76倍だった。

この格差が昨年から徐々に縮まり始めている。昨年第2四半期(4〜6月)は7.62%で、一桁になった。この時がこれまで最も小さなギャップだった。

昨年第4四半期、三星電子は半導体好況で驚くべき業績を上げたものの、アップルは逆成長を経験した。アップルが20%前後の営業利益を記録する場合、二社の営業利益率の差は史上最低の3%ポイントほどまで縮まるものとみられる。

アップルのティム・クック最高経営者(CEO)を始め、経営陣の年収が初めて減った。昨年目標にしていた業績を達成できなかったことによる決定だった。

アップルは6日(現地時間)、「2016会計年度」(2015年10月〜2016年9月)の売上が2156億ドル(約258兆ウォン)で目標より3.7%低かったと公示した。普段100%のインセンティブを受けてきたアップルの経営陣は、今年89.5%のみ受け取る。クックCEOは、基本年収300万ドルに現金インセンティブ537万ドルなど計875万ドル(約105億ウォン)を受け取って、前年より受取額が15%減った。



金志炫 jhk85@donga.com