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一風変わった「スーパーウルトラHDテレビ」

一風変わった「スーパーウルトラHDテレビ」

Posted January. 04, 2017 08:27,   

Updated January. 04, 2017 08:33

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LG電子は5日(現地時間)、米ラスベガスで開かれる世界最大家電見本市「CES2017」で、「スーパーウルトラHDテレビ」を公開する。プレミアム液晶表示装置(LCD)テレビ市場を攻略するための新製品だ。次世代テレビ事業戦略として「量子ドット(Quantum Dot=QD)」技術を採用した三星(サムスン)電子との本格競争を予告している。

LG電子のスーパーウルトラHDテレビは、「ナノセル(Nano Cell)」技術を基に、色の精度や再現力を高めたのが特徴だ。ナノセルは、人間の髪の毛の太さの数十万分の1に過ぎないナノメートル(nm)サイズの極微細分子を活用した技術だ。これまでLCDテレビは、赤色を画面に表す時、黄色や橙色などほかの色が微細に混ざらざるを得なかったが、ナノセル技術は、このような色の妨害を食い止める。テレビの画面に反射される光の反射度を減らして、明るいところでも鮮明な画質を楽しむことができる上、視野角による色の歪曲度も低い。

この他、LG電子はスーパーウルトラHDテレビに精密な色補正技術を適用して、より一層豊かで自然な色に近い色を出させた。LG電子テレビ用運営体制(OS)であるウェブOSも搭載して、リモコンの数字ボタンを電話機の短縮番号のように使ったり、一度のクリックで視聴番組と関連した様々なコンテンツを探すことのできるスマート機能なども利用できるようになっている。



徐東一 dong@donga.com