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現代自アイオニック、米ラスベガスの都心で完全自律走行に成功

現代自アイオニック、米ラスベガスの都心で完全自律走行に成功

Posted December. 21, 2016 08:19,   

Updated December. 21, 2016 08:23

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現代(ヒョンデ)自動車が、米ラスベガスの都心でアイオニックエレクトリックやアイオニックハイブリッドの自律走行車で成功的な完全自律走行を示した。

現代車は、「米国で15日(現地時間)、地元のメディアを相手に、昼間と夜間に都心で試乗会を行った」と、20日あきらかにした。今回の試乗会は、来月行われる世界最大家電ショショー「CES2017」を控え、技術力を予め披露するために設けられた。

同日、アイオニックのモデル2台は、ラスベガスのコンベンションセンター周辺道路の4キロ区間を、人間を乗せた状態でドライバーの操作なしに自律走行を行った。交差点や地下道、横断歩道、車線の合流区間など、様々な交通環境で事故無しに走行を終えた。

現代自は昨年11月、ジェネシスでソウル永東(ヨンドン)橋の北端からソウル江南区の永東大路にあるコエックスの南門までの3キロ区間を自律走行する技術を実演したことがある。当時は、走行区間の交通や信号が統制された状態で行われたが、今回のラスベガスでの実演は、統制のない実状況の中で行われた。

試乗に使われたアイオニックの自律走行車両は、米自動車工学会(SAE)が分類した自律走行段階1〜5段階のうち、「完全自律走行」を意味する4段階に当たる。5段階は、そもそも人間の要らない「無人走行車」の段階だ。

アイオニックの自律走行車は、レーダーセンサーやスマートクルーズコントロールセンサーで周りの環境を把握し、屋根についた全地球測位システム(GPS)の受信機で位置情報を受信して、道路の勾配や曲率情報、道路の幅や方向などを認識する。自律走行車の開発に拍車をかけている現代自は、昨年12月、米ネバダ州でツーソン水素電気車の自律走行の試験免許を取得し、今年10月は、アイオニック自律走行の試験免許を取得した。



李恩澤 nabi@donga.com