Go to contents

英財務相、「弾劾政局でも外国人投資家は動揺しない」

英財務相、「弾劾政局でも外国人投資家は動揺しない」

Posted December. 17, 2016 07:24,   

Updated December. 17, 2016 07:30

한국어
「(弾劾という)政治混乱にもかかわらず、韓国経済は影響を受けないだろう」

英国のハモンド財務相は16日、駐韓英国大使館で東亜(トンア)日報記者らに会って、「来年初めには(弾劾)状況が整理されるので、外国人投資家も動揺しないだろう」としてこのように話した。また「米国もまもなく政権が交代するが、英韓、英米関係は認識と規範を共有するため、どんな大統領どんな首相に交代しても変化はないだろう」と強調した。

国防相、外相を務めたハモンド氏は、三星(サムソン)欧州総括本部がある英ウェイブリッジが選挙区の現役議員だ。今年7月に財務相就任して初めての訪韓であり、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行、李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官などに会って韓英関係改善について話し合った。ハモンド氏は、「英国の欧州連合(EU)離脱によって不確実性がもたらされたが、英国が孤立主義に進むことはない」とし、「欧州を越えて友好国と経済・貿易関係、安保協力を強化することを希望する」と述べた。日本を経て韓国に来たが中国を訪問しない理由については、「今年4回訪中し、緊密な対話をしているが、中国は韓日と違って安保・国防パートナーではない」と強調した。

ハモンド氏は、「英韓は重要な経済パートナーで、安保でも共感する友好国関係だ。英国も北朝鮮と東シナ海・南シナ海の状況を深く憂慮しており、今年初めて韓米合同軍事演習に参加(戦闘機派遣)した英国軍の活動が来年以降定例化されることを望む」と話した。

ハモンド氏は、「英国のEU離脱手続きは延期されず、来年3月に履行に入る」とし、「EU離脱直後に結ぶ英韓自由貿易協定(FTA)は、韓国とEUのFTAと同じ内容になるだろう」と見通した。



曺崇鎬 shcho@donga.com