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三星電子、来年3月に持株会社への転換を推進

三星電子、来年3月に持株会社への転換を推進

Posted November. 30, 2016 09:07,   

Updated November. 30, 2016 09:43

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三星(サムスン)電子が、定期株主総会が開かれる来年3月ごろをめどに、持株会社体制の導入を進めるという。

三星電子は29日、取締役会議を開き、持株会社への転換検討などを盛り込んだ株主価値強化案を議決させて発表した。

三星電子は同日、取締役会直後に行われたカンファレンスコールで、「持株会社への転換を中立的に検討しており、検討過程には少なくとも6か月ぐらいがかかるだろう」と保守的に説明した。

しかし、財界によると、三星グループ内では、6か月より早い来年3月の株主総会を機に、三星電子の持株会社への転換に着手する案を進めているという。

今回の発表は先月、米国系ヘッジファンドであるエリオットマネジメントが、持株会社への転換などを盛り込んだ株主価値増大案を提案したことへの答弁といえる。三星電子は今年と来年、余剰現金フローの50%を株主還元に活用する一方、今年の配当規模を昨年より30%増やして、計4兆ウォン規模へと拡大することにした。



金志炫 jhk85@donga.com