3日、現代自は、「グレンジャーIGの事前契約を始めた2日の1日間で、計1万5973台の契約が交わされた」と発表した。
これは現代自が、国内で事前契約を行った歴代車種の中では最大の記録だ。それまでは2009年に発売した「YFソナタ」が1万827台でトップだったが、グレンジャーIGはこれを5000台ほどさらに上回っている。また、現代自は全国約830か所の営業所で、1ヵ所当たり一日で19台以上のグレンジャーIGの契約が交わされたと明らかにした。
現代自は、以前のモデルに比べ、一段とダイナミックに変わったデザインや新たに適用されたカスケーディンググリル、現代スマートセンサーなど、最先端の利便・安全機能が消費者の好感を買ったものとみている。
また、メディアやソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じた攻撃的マーケティングや、オンライン上ウェブムービー「特別勤務」にグレンジャーIGの間接広告(PPL)を行うなどの活動も、販売増加に影響を及ぼしたと明らかにした。
実物デザインの公開当時、オンライン上では、「高級輸入車に比べてもそん色のないデザインだ」という好評が続いた。現代自の関係者は、「低迷している内需市場を『グレンジャーIGブーム』で打開していきたい」と語った。
イ・ウンテク記者 nabi@donga.com