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三星電子、「ギャラクシーノート7の協力会社に対し在庫全額を補償」

三星電子、「ギャラクシーノート7の協力会社に対し在庫全額を補償」

Posted October. 19, 2016 07:36,   

Updated October. 19, 2016 07:51

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三星(サムスン)電子は、最近生産を打ち切った「ギャラクシーノート7」関連協力会社の在庫物量を巡り、全額金銭補償をすることを決めた。

三星電子は、「このような内容を盛り込んだ補償策を17日、協力会社に通知した」とし、「協力会社別保有在庫などについて把握後、速やかに補償を行う予定だ」と18日明らかにした。ギャラクシーノート7に関わっている第1次協力会社は70数社に上るという。三星電子が試算した全体補償規模は、計2000億〜3000億ウォン前後という。

三星電子はすでに注文が出され、生産の終わった製品は、その単価全額を補償することにした。まだ、生産段階にある半製品状態の在庫は、進行状況に合わせて、工程コストを計算して補償することにした。銅線などの原材料や副材は、協力会社の購入単価に合わせて補償する方針だ。

三星電子はまた、ギャラクシーノート7の生産打ち切りの影響で、売り上げが減少した協力会社のために、別のスマートフォンの物量を割り振ることを積極的に検討することにした。特に協力会社が投資したギャラクシーノート7専用設備を今後、別のモデルに適用して活用できるよう、別途の支援策をまとめる計画だ。

第1次協力会社は70数社だが、第1次協力会社に部品を供給する第2次協力会社や、加工を担当する第3次協力会社は計350社を超えているという。三星電子は、「三星電子から補償を受けた第1次協力会社各社が第2次や第3次協力会社に対しても、速やかに補償するよう点検する計画だ」と説明した。



김지현기자 キム・ジヒョン記者 jhk85@donga.com