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アイフォーン7を21日から韓国販売開始、ギャラクシーノート7やV20と三つ巴戦

アイフォーン7を21日から韓国販売開始、ギャラクシーノート7やV20と三つ巴戦

Posted October. 04, 2016 07:20,   

Updated October. 04, 2016 07:36

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アップルのスマートフォン「アイフォーン7」(写真)シリーズが、21日から韓国で販売される。3日、SKテレコムやKT、LGユープラスの国内モバイル通信3社によると、アップルコリアは、アイフォーン7シリーズの販売日程をこのように暫定的に決定し、本社の最終承認を控えている。先月16日に米国や英国、中国など1次販売国で販売されてから約1か月ぶり。

モバイル通信業界の関係者は、「アップル本社が最終承認を下せば、21日からアップルコリアのホームページやモバイル通信3社の売り場を通じて、アイフォーン7シリーズが購入できる」と語った。

アイフォーン7は、アイフォーンシリーズでは初めて、水深1メートルで30分間耐えることのできる防水・防塵機能を備えている。背面カメラは1200万画素と前作と同じだが、アイフォーン7プラスは、デュアルカメラレンズが適用されている。モデル別保存容量は、以前のモデルの2倍ずつで、32、128、256GBへと増えた。米国での販売価格(32GBモデル基準)は、アイフォーン7が649ドル、7プラスは769ドルと前作と同じだが、韓国での販売価格は未定だ。

アイフォーン7シリーズは、前作に比べ初期販売物量は増えたものの、新たに追加したジェットブラックは、生活上の傷に弱く、防水や衝撃に脆弱だという評価が出ている。

韓国電内子業界の関係者は、「『さすがアップルは違う』という評価もあるが、実際、アップルのお膝元市場ともいえる米国を除いては、アップルへの忠誠度が結構下がっているという評価が支配的だ」とし、「アップルへの忠誠度の高い韓国で、アイフォーン7がどれほど善戦するかは、蓋を開けてみなければ分からないだろう」と語った。

バッテリーの発火問題で販売を中止し、1日に販売を再開した三星(サムスン)電子のギャラクシーノート7や、オーディオやカメラ機能を大幅にアップグレードして逆転を狙っているLG電子のV20に次いで、アップルもアイフォーン7の販売を控えているので、韓国プレミアムスマートフォン市場の競争はより一層激しさを増すものとみられる。三星電子のギャラクシーノート7は、正常販売を再開した最初の週末に3万台以上が売られ、もう一度、興行の可能性を示している。先月28日に販売を開始したLG電子のV20も、一日に5000台ほどが売れているという。



서동일기자 ソ・ドンイル記者 dong@donga.com