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現代製鉄が高性能耐震建築用鉄筋を開発

Posted September. 29, 2016 07:28,   

Updated September. 29, 2016 08:33

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現代(ヒョンデ)製鉄が高性能の耐震用鉄筋を開発した。相次ぐ地震で耐震製品への関心が高まっている中、市場攻略に大きく役立つものとみられる。

現代製鉄は28日、「国内で初めてSD500及びSD600級(SD500は、1平方ミリの面積あたりで50キロの力まで耐えられる強度)の耐震用鉄筋の開発や量産体制の構築を終え、KS認証を年末まで取得する計画だ」と明らかにした。この製品は、鉄筋が外部から働く力に耐える能力を高め、そのばらつきを減らして信頼度を高めたものであり、建物全体が構造的に衝撃を吸収することで避難時間を確保させてくれる。

最近、慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)周辺での地震後、耐震用鋼材への関心が高まっている上、来年から2階以上の建築物への耐震設計も義務付けられ、耐震用鋼材の急激な需要増加が見込まれている。現代製鉄側は、「国内耐震用鋼材分野は現在、市場が形成され始めている状況なので、使用率は低いほうだ」とし、「今後、市場拡大に力を入れるとともに、製品性能をさらに高めて、この分野で先導的メーカーとしての立場を一段と強化していく計画だ」と明らかにした。

これに先立って、現代製鉄は2005年、耐震性能が確保されたH形鋼製品を国内で初めて開発したのに続き、2011年から耐震用鉄筋開発に取り組んでいる。2013年、国内初耐震用鉄筋SD400Sを発売し、韓国電力技術の新社屋建設に適用していた。



김성규기자 キム・ソンギュ記者 sunggyu@donga.com