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青年失業率が9.3%、17年ぶりの最高値

青年失業率が9.3%、17年ぶりの最高値

Posted September. 14, 2016 11:37,   

Updated September. 14, 2016 11:50

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製造業就業者数が7月と8月の2か月間続けて減少し、若者(15〜29歳)の失業率が17年ぶりに最高値を記録した。造船・海運業の構造調整の影響を受け、蔚山(ウルサン)や慶尚南道(キョンサンナムド)地域の失業率が高騰したのが大きな影響を及ぼした。


13日、統計庁が発表した「8月の雇用動向」によると、先月、製造業の就業者数(441万8000人)は、昨年同月より7万4000人が減少した。これは2012年4月(8万人減少)以降、4年4か月ぶりの最大の減少幅といえる。全体就業者数は、サービス業や建設業部門の好調を受け、1年前より38万7000人が増加し、昨年12月(49万5000人)以降最大の伸び幅を記録した。


製造業就業者数の激減は、蔚山や慶尚南道地域の造船業の構造調整による人員削減や輸出低迷から始まった。8月の失業者数は、前月より、蔚山が8000人、慶尚南道地域が2万9000人増えた。その結果、8月の失業率は、昨年同月より蔚山(4.0%)が1.2%ポイント、慶尚南道(3.7%)が1.6%ポイント上昇した。蔚山は2000年(4.8%)、慶尚南道は1999年(4.8%)以降最も高いレベルだ。


若者失業率は9.3%で、1年前より1.3%ポイント上昇した。8月基準では1999年(10.7%)以降最も高い数値だ。バイトをしながら別の職を探している就活者や入社試験準備生など、事実上失業状態にある人を含めた体感失業率は10.2%で、全体失業率(3.6%)の3倍に迫った。



세종=손영일 世宗市=ソン・ヨンイル記者 기자scud2007@donga.com