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三星、ギャラクシーノート7の使用中止を勧告

三星、ギャラクシーノート7の使用中止を勧告

Posted September. 12, 2016 08:31,   

Updated September. 12, 2016 09:09

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三星(サムスン)電子は10日前、全世界の「ギャラクシーノート7」の購入者に対して、「製品の電源を消して、急いで新製品に交換してほしい」という内容の声明を発表した。国内には、三星サービスセンターのほか、モバイル通信会社の販売店でもリファービッシュフォンを提供することにするなど、当初のリコール発表時より強化された措置を出した。8日と9日(現地時間)に、米連邦航空局(FAA)や消費者製品安全委員会(CPSC)がそれぞれ、ギャラクシーノート7の使用禁止を公式に勧告したことによる措置だ。

三星電子の幹部社員は11日、「全量リコールを発表した2日以降、追加の欠陥が明らかになったり、別の問題が生じたわけではないが、米政府の措置が強化されたことを受け、ほかの地域への逆差別の議論が出ないよう、改めて使用中止を呼びかける発表をしたのだ」と明らかにした。

当初、三星電子は、すでに消費者が購入して開通したギャラクシーノート7140万台余りに対し、来年3月までに製品を交換するようにした。しかし、国内外からバッテリーの発火とみられる事故が次々と発生したことを受け、消費者らにできるだけ早く交換を呼び変える声明を出したのだ。

国土交通部も10日、航空機の中ではギャラクシーノート7の電源を消して、充電しないことを勧告した。ギャラクシーノート7を手荷物として送ることも禁止した。今回の勧告を受け、乗客がギャラクシーノート7の使用を主張すれば、航空法によって搭乗を拒否したり、運航中に強制に使用を制限することができる。

FAAの発表後、米航空会社だけでなく、タイ航空やシンガポール航空、豪州カンタス航空、台湾中華航空など海外主要航空会社各社も、ギャラクシーノート7の機内での利用を禁じた。欧州航空安全機関(EASA)や日本国土交通省、カナダ交通部、インド民間航空局(DGCA)も、ギャラクシーノート7の機内での使用禁止を航空会社に勧告した。



김지현기자 jhk85@donga.com · 황인찬기자 キム・ジヒョン記者 ファン・インチャン記者 hic@donga.com