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フォルクスワーゲンに鉄槌、80モデルの販売禁止

フォルクスワーゲンに鉄槌、80モデルの販売禁止

Posted August. 03, 2016 07:59,   

Updated August. 03, 2016 08:45

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政府が鉄槌を下したことで、淘汰の危機に追い込まれているフォルクスワーゲンが選択の岐路に立たされている。

環境部は、アウディフォルクスワーゲンコリアが自動車認証を受ける過程で、偽造書類で違法認証を受けたことと関連して、32車種(80モデル)、計8万3000台に対し、2日認証取り消し処分を下した。人気車種「ゴルフ2.0TDI」など、80モデルが処分対象であり、同日から販売禁止となった。環境部は排出ガス成績書を操作した24車種(47モデル)、計5万7000台に対しては、178億ウォンの課徴金を課した。行政処分の対象には排出ガス操作の議論が後を絶たなかったディーゼル車種だけでなく、ガソリン車14車種(51モデル)も含まれた。これと共に、1車種A5スポーツバック35TDIクアトロ(3つのモデル)については、リコールを決定した。

環境部は、「フォルクスワーゲンのごまかしや嘘の認証は、韓国政府の車両認証制度の根幹を揺るがす重大な違法行為だ」と明らかにした。環境部の関係者は、「認証取消や課徴金賦課は、アウディフォルクスワーゲン側に下されたものであり、従来の車両所有者は車両を所有したり、売買することには何ら制約がない」と語った。

フォルクスワーゲンは、行政処分の取り消しを求める行政訴訟や執行停止(仮処分)の申請を出す真っ向からの対応と、政府措置を受け入れて再認証を受ける計画とのうち、一つを選択しなければならない立場に置かれたものとみられる。アウディフォルクスワーゲンコリアは同日、自社のホームページに、「ご心配をかけたことに、改めて深く謝罪する」とし、「もっとも厳しい処分を下したことについて、残念に思う」と明らかにした。フォルクスワーゲンコリアの関係者は、「環境部で通知した制裁措置内容についてドイツ本社と綿密に議論した後、法的措置など対応方向を決めたいと思う」と明らかにした。



임현석기자 lhs@donga.com · 이은택 イム・ヒョンソク記者 イ・ウンテク記者 기자nabi@donga.com