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中国ドローンメーカー「DJI」、龍仁に屋内ドローン競技場を建設

中国ドローンメーカー「DJI」、龍仁に屋内ドローン競技場を建設

Posted August. 02, 2016 06:45,   

Updated August. 02, 2016 07:10

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世界最大手ドローンメーカーである中国のDJIが、自社初の屋内ドローン競技場を韓国に建設する。

DJIコリアは8月中旬、京畿龍仁市(キョンギ・ヨンインシ)に約420坪規模の「DJIアリーナ」をオープンすると、1日明らかにした。DJIは、世界民間用ドローン市場の約70%(売上高基準)を占めているが、中国でもまだドローン競技場を建設したことがない。DJIは、1395平方メートル(約423坪)の面積に、照明の設置された移動式競走路やドローンが潜る輪の形をした障害物などを設置する予定だ。ドローン操縦者がゴーグルを通してみるドローンの撮影画面を、観客もそのままみられるように、大型液晶表示装置(LCD)テレビも設置する。初心者がドローンの操作方法を学び、試験飛行もできる教育プログラムもつくる。

DJIコリアの関係者は、「韓国でドローンを楽しむ人は10代から70代までと、中国より一際多岐にわたっている」とし、「そのため、ユーザーの拡大に必要なデータの獲得に、韓国の方がより適していると中国本社で判断し、初めて韓国に競技場を建設することになった」と説明した。業界では、DJIが韓国での経験を基に、中国や米国などへとドローン競技場を拡大していくだろうと見込んでいる。



김재희기자 キム・ジェヒ記者 jetti@donga.com