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LG電子、「G5」低迷で大規模の組織再編

LG電子、「G5」低迷で大規模の組織再編

Posted July. 02, 2016 07:18,   

Updated July. 02, 2016 07:44

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LG電子は1日、MC事業本部の役員20人余りを入れ替えた。LG電子で非定期的な大規模組織再編は異例のことであり、戦略スマートフォンであるG5の販売低迷による赤字幅の拡大が、人事の背景と受け止められている。

3月末に発売されたG5は、最近、1日当たりの販売台数が、発売直後の5分1である3000台未満に下がっている。LG電子は、「速やかに組織再編に踏み切って、空気を刷新するための措置だ」と説明した。

2014年11月からMC事業本部を担当して、G4やG5、V10などを発売してきた趙俊鎬(チョ・ジュンホ)本部長(社長)は留任となった。その代わりに、趙社長の直属に主要プレミアムモデルの商品企画から開発、生産、マーケティング、営業など、事業全般を取り仕切る「PMO(Program Management Office)」という組織を新設した。「Gシリーズ」のPMOは、吳亨勳(オ・ヒョンフン)専務(元MC研究所長)が、「Vシリーズ」のPMOは河正郁(ハ・ジョンウク)常務(元MC研究所、MC先行商品研究所所長)が担当する。中低価格製品は、先月新設されたベーシックティアデバイス(BTD)組織で総括する。

MC事業本部の営業組織は、半分以上が縮小された。国内営業組織を家電製品の営業を担当する韓国営業本部に渡し、MC事業本部には海外営業グループのみを残す。LG電子は、MC事業本部の人員を、ほかの事業本部や系列会社に再配置する作業も一緒に行っている。

今月初めに第2四半期(4〜6月)の暫定業績を発表するMC事業本部は、前四半期に次いで1000億ウォン台の赤字を出したという。



김지현기자 キム・ジヒョン記者 jhk85@donga.com