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LGオーレッドTV、米コンシューマーリポートで史上最高点

LGオーレッドTV、米コンシューマーリポートで史上最高点

Posted June. 10, 2016 07:21,   

Updated June. 10, 2016 08:48

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LG電子のオーレッド(OLED=有機発光ダイオード)テレビ(写真)が、米消費者専門誌「コンシューマーリポート」のテレビ部門で史上最高点で首位についた。グローバルレビュー専門媒体であるレビュードドットコムやスタッフ(Stuff)などで次々とトップに立ったLG電子のオーレッドテレビは、その権威が認められているコンシューマーリポートでもトップに立って、プレミアムテレビ製品群での立場を強化している。コンシューマーリポートとは、米最大消費者団体である米消費者連盟が1936年から発刊してきた製品評価雑誌であり、消費者の立場で鋭い比較評価をすることで有名だ。

9日、コンシューマーリポートが発表したテレビ部門の製品評価で、LGウルトラオーレッドテレビの新製品(モデル名はOLED55E6)は、米国で発売された204件のテレビのうち、トップ(84点)についた。84点は、これまでの製品評価史上最高点となる。これまでの最高点はLGウルトラオーレッドテレビ(モデル名は65EF9500)と三星(サムスン)のSHUDテレビ(モデル名はUN65JS9500)が共同保有していた81点だった。

コンシューマーリポートは、「高い色の精度」や「最高の明暗比」、「完璧な視野角」などを強みとして取り上げた。この報告書は弱みの項目に、「弱みと取り上げるだけの要素がない(nothing Significant)」と記している。

10位圏全体の順位を見れば、5位である日本のソニーテレビを除いて、9つの製品全てがLG電子や三星電子などの国内製品だ。LG電子は計5個の製品を順位に載せており、三星電子もSUHDテレビ(UN65JS9500)が2位につくなど、計4つの製品が順位内に入っている。

LG電子は2013年、55インチの大型オーレッドテレビをグローバルに初発売後、毎年オーレッドテレビ製品群を増やしていきながらグローバルテレビ市場を攻略してきている。オーレッドテレビは毎年逆成長しているテレビ市場で、早いテンポで成長を続けており、テレビメーカー各社の新しい成長エンジンとして浮上している。中国スカイワースが2014年、オーレッドテレビを発売後、パナソニックやフィリップスなどもオーレッドテレビ陣営に参入している。

実際、市場調査機関・IHSによると、世界テレビ市場は2012年以降持続的に減少しはじめ、昨年は最も少ない売上(921億ドル)を記録した。一方、オーレッドテレビの売上は地道に上昇している。

LG電子は今年第1四半期(1〜3月)にオーレッドテレビ11万3000台を販売した。前年同期比3倍近いレベルだ。初期形成段階であるオーレッドテレビ市場で、LG電子は市場シェア96%を記録し、先導企業として乗り出している。LG電子側は、オーレッドテレビを打ち出して、プレミアムテレビ市場での支配力を徐々に強化していくという戦略を打ち出している。



서동일기자 ソ・ドンイル記者 dong@donga.com