Go to contents

造船業界の受注残量、日本とは13年ぶりの最少格差

造船業界の受注残量、日本とは13年ぶりの最少格差

Posted June. 07, 2016 07:25,   

Updated June. 07, 2016 07:36

한국어

国内造船業界はほとんど受注ができずに苦しんでいる中、日本との受注残量の格差が13年ぶりに最も縮まっていることが明らかになった。

6日、英造船海運分析会社であるクラークソンリサーチによると、先月末の基準で韓国の受注残量は2554万CGT(船舶の付加価値、作業難度を考慮した係数をかけて算出した重さの単位)で集計された。日本の受注残量は2228万CGTで、韓国の受注残量より326万CGT少なかった。

このような韓国と日本との受注残量の差は、2003年8月の259万CGT以降最も縮まった数値となる。韓国は1999年12月以降、受注残量においては常に日本を上回ってきた。

韓国造船業界の受注残量は、昨年12月末は3108万CGTを記録したが、年明けから激減しており、日本も同様に年明けから受注残量の減少が続いている。このように韓国と日本との受注残量は共に減少しているが、韓国受注残量の下げ幅が日本よりさらに大きく、受注残量の格差が縮まっているのが現状だ。

造船業界の関係者は、「韓国造船業界の危機を示す結果だ」と言い、「この傾向が続いて、受注できない状態が続くことになれば、日本が韓国の受注残量を追い越すことも可能だ」と懸念した。



정민지기자 チョン・ミンジ記者 jmj@donga.com