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70歳以上の高齢者、仁川空港で列に並ばず出国手続き

70歳以上の高齢者、仁川空港で列に並ばず出国手続き

Posted May. 12, 2016 07:43,   

Updated May. 12, 2016 08:16

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7月から70歳以上の高齢者や国家有功傷痍者、5.18民主化運動負傷者なども、仁川(インチョン)国際空港で列に並ばず、早く出国手続きをすることができるようになる。

国土交通部(国土部)と仁川国際空港公社は、専用出国ゲートのセキュリティ検索台を追加設置して、「専用出国通路(ファストトラック)」の利用対象を拡大していく予定だと、11日明らかにした。

現在の利用対象は、△歩行障害者、△7歳未満の幼児・小児、△80歳以上の高齢者、△妊産婦、△法務部が管理する出入国優遇サービス対象者、そして同伴の2名までとなっている。これからは高齢者の基準を70歳以上に下げて、国家有功傷痍者や5.18民主化運動負傷者(傷痍等級が明記された有功者証の所持者)、韓国訪問優遇カードの発行を受けた外国人などもその対象に含まれる。同伴旅客も3人までに増やす。国土部はファストトラックの利用客が1日平均3300人から4500人へと増えるだろうと見込んだ。

サービスを利用するためには、航空会社のチェックインカウンターでパスポートや障害者登録証、妊産婦手帳などを示して出入証の発行を受けた後、予め受け取った出入国優遇カードを専用出国ゲートの入口で示せばいい。仁川空港公社はまた、行動が不自由な交通弱者のために、空港到着から航空機への搭乗までをヘルパーが介助するワンストップサービスを8月から開始することにした。



김재영기자 キム・ジェヨン記者 redfoot@donga.com