済州道の地価、１年間で２０％弱も高騰　全国平均の４倍を上回る

済州道の地価、１年間で２０％弱も高騰　全国平均の４倍を上回る. February. 23, 2016 07:14. by 김재영기자　キム・ジェヨン記者 redfoot@donga.com. 第２空港建設計画が発表され、中国や他の地域からの不動産投資ブームが起こっていることを受け、済州道（チェジュド）の地価が１年間で２０％弱も高騰していることがわかった。国土交通部は２２日、韓国全国の標準地５０万筆の公示地価を調査した結果、今年１月１日現在、前年に比べて平均４．４７％上昇したと発表した。２００８年（９．６３％）以降最大の上げ幅であり、７年連続の上昇となる。標準地の公示地価は約３１９８万筆の個別公示地価の算定と、財産税や譲渡所得税など各種税金の課税基準として使われる。広域自治体（市・道）別では、済州道の標準地の公示地価が１９．３５％上がり、全国平均の４倍を上回った。基礎自治体（市・郡・区）別でも済州道の西帰浦市（ソグィポシ）が地価伸び率で１位、済州市（１９．１５％）が２位となった。西帰浦市は第２空港計画の発表や革新都市の建設、中国人による投資増、済州市は都市開発事業や人口増加などの理由で地価が高騰したものと見られる。この他、革新都市・宅地開発事業に伴い、世宗（セジョン、１２．９０％）と蔚山（ウルサン、１０．７４％）が、二桁の伸び率を示した。公示地価の高騰を受け、済州道の土地所有者の財産税や総合不動産税などが平均１０％以上増加するなど、税負担も増大することが予想される。標準地の公示地価は３月２４日まで、国土交通部のホームページ（www.molit.go.kr）、または土地が属する基礎自治体の民願室（相談・行政サービス窓口）で確認することができる。