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LG電子、米にプレミアムキッチン製品の体験センター

LG電子、米にプレミアムキッチン製品の体験センター

Posted January. 14, 2019 08:33,   

Updated January. 14, 2019 08:33

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LG電子は11日(現地時間)、米国カリフォルニア州のナパにビルトインのプレミアムブランド「シグネチャーキッチンスイート」の製品を直接体験できる「エクスペリエンス・デザインセンター(EDC)」をオープンした。

約2万4000平方メートル規模に、各製品のライン別のショールームと会議室、テイスティングルームなどを備えたEDCは、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)に次ぐ二番目であり、海外では初のLG電子ビルトイン専門ショールームである。LG電子は、ナパは高級レストランとワイン生産地であるナパバレー、有名料理学校などが密集している地域という点を考慮して場所を選んだ。一般消費者より、建設業者やインテリアデザイナー、専門ディーラーなど、米市場でビルトインキッチン機器を専門的に大量に購入する業界関係者がEDCの主な訪問者だ。EDCでは、オーブン、洗濯機をはじめとするすべての機器を直接使うことができる。

LG電子は、EDCを足掛かりとして、米ビルトイン市場の攻略に本格的に乗り出し、2022年には市場シェア5位圏進入の目標を掲げている。LG電子の宋大鉉(ソン・デヒョン)H&A事業本部長(社長)は、「既存の米国内主要企業はベビーブーム世代(1946~1964年生)をターゲット消費層としている」とし、「LG電子はこれより若いが、購買力があり、グルメと新しい技術を楽しむ40代、50代を攻略したい」と語った。

LG電子は、このようなターゲット消費層を「技術(technology)」と「グルメ(eqicure)」を合わせた「テクニキュリアン」という新造語で命名した。味と栄養を維持するために、ぬるい温度で長い時間料理が可能な「真空調理法」機能が搭載されたレンジとWi-Fiを通じてレシピをオーブンのディスプレイでリアルタイムで確認できる機能など、新技術・製品で彼らを引き込む戦略だ。

宋社長は、「ビルトイン家電においてLG電子の米市場シェアはまだ高くないが、昨年の売上が前年比57%も伸びるなど、高い成長性のある市場だ」とし、「EDCをハブにプレミアム市場に集中投資したい」と語った。


黃泰皓 taeho@donga.com