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三星バイオエピス、世界第2位の中国市場を攻略

三星バイオエピス、世界第2位の中国市場を攻略

Posted January. 08, 2019 08:18,   

Updated January. 08, 2019 08:18

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三星(サムスン)バイオエピスが、中国の「3Sバイオ」とのパートナーシップ契約を交わし、現地のバイオ医薬品市場に本格的に進出すると、7日発表した。大腸がん、肺がんなどの治療に使われるバイオシミラー「SB8」などの一部のパイプラインの販売権を3Sバイオに委任した。三星バイオエピスは、販売権委任に関する前受金とロイヤリティなどが3Sバイオから支給される。

これにより三星バイオエピスは、世界第2位の医薬品市場である中国で事業領域を拡大することになった。世界保健機関(WHO)によると、中国の医薬品市場は、2025年までに年平均約20%成長すると予想される。

三星バイオエピスのコ・ハンスン社長は、「中国の臨床、許認可、商業化などで能力を保有している3Sバイオとのコラボを通じて、中国バイオ医薬品市場に安定的に参入して事業を拡大できると期待している」と語った。1993年に設立されたバイオ製薬会社である3Sバイオは、2015年に香港証券取引所に上場された。2017年基準の売上高は約6000億ウォンとなっている。


裵碩俊 eulius@donga.com