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7年ぶりに取り戻した「造船1位」、海洋プラント不振の解決が課題

7年ぶりに取り戻した「造船1位」、海洋プラント不振の解決が課題

Posted January. 01, 2019 08:13,   

Updated January. 01, 2019 08:13

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「再び立ち上がり、世界トップ、造船海洋」

現代(ヒョンデ)重工業の2019年の社内スローガンだ。不況のトンネルから抜け出して新年にも世界トップの造船国家になるという意味が込められている。

18年は韓国の造船業界には意味深い一年だった。12年に「世界造船トップ」(受注量基準)の座を中国に明け渡して以来6年ぶりに世界トップのタイトルを取り戻したからだ。昨年の世界の船舶発注量は約2600万CGT(標準貨物船換算トン数)で、頂点だった07年の約28%の水準で依然として不況だが、にもかかわらず受注量1位を取り戻したことは大きな意味がある成果だ。

● 「新春を待つ」

18年最後の日にも、大宇(デウ)造船海洋の巨済(コジェ)造船所にある7個のドック(船を造る作業場)すべてで船舶が建造されていた。現代重工業は昨年の目標受注額132億ドル(約14兆6718億ウォン)を達成した。17年度の受注額(99億ドル)より約40%近く増加した数値だ。三星(サムソン)重工業も31日、2090億ウォン規模の液化天然ガス(LNG)運搬船1隻を受注し、18年の目標の80%を達成した。現代重工業関係者は、「11~15年の平均受注額189億ドル(約21兆73億ウォン)には達していないが、最近の成長の勢いを維持するなら、近い将来造船業界に春が来ると期待する」と話した。

特に、韓国造船3社は、高い技術が必要な高付加価値船舶のLNG運搬船市場で頭角を現わした。昨年に世界で発注された大型LNG運搬船は59隻だったが、現代重工業グループが24隻(三湖重工業12隻を含む)、大宇造船海洋が17隻、三星重工業が18隻受注した。三星重工業は今年最後の日の12月31日にも2090億ウォン規模のLNG運搬船1隻を受注した。

一方、中国造船業は低迷している。安い人件費による価格競争力を武器に00年以降、韓国を抜いて急成長したが、人件費が増加しているうえ、品質や技術力で韓国に押されているためだ。造船業界によると、昨年1隻の船舶も受注できない中国造船所が約70%にのぼるという。

●依然として課題は山積

専門家たちは、造船業が巻き返してはいるが、完全に生き返ったと見るのは時期尚早だと口をそろえる。依然として悩みが多いということだ。現代重工業共同代表のハン・ヨンソク氏、カ・サムヒョン氏は、送年の辞で、「完全に回復していない発注市況にもかかわらず目標を達成した。しかし、依然として海洋工場の仕事の確保、船舶建造の損益改善などの課題がある」と強調した。

造船会社がリストラし、賃金を凍結して構造調整をしているが、まだコスト削減が必要な状況だ。特に、海洋プラント部門の苦戦が続くと見通される。昨年、国内の造船所で海洋プラントを受注したのは、4億5千万ドル(約5004億ウォン)規模の「ギングス・キー・プロジェクト」を受注した現代重工業1社だけだ。ある大手造船所関係者は、「石油価格が安定してこそ発注元でも費用などを考慮して発注するが、石油価格が不安定なため、海洋プラントの発注に悪影響を与えているようだ。韓国造船会社の人件費が高いことも受注を難しくする要因だ」と話した。韓国造船海洋プラント協会のチョン・ソクチュ常務は、「海洋プラントは受注状況が非常に良くない。回復するにはもう少し待たなければならないと」と話した。

中小造船所の状況も良くない。韓国造船海洋資材工業協同組合のカン・ジェジョン常務は、「高付加価値の船舶を多く受注している大手造船会社は、新年も正常化に弾みがつくだろう。しかし、中国と競争する中小造船会社は困難な状況が続くだろう」と見通した。そして、「中小造船会社は財政状況が悪く、海外受注も難しいうえ、バルクなど技術力があまり必要でない船舶の場合は中国の船舶の価格の方が安いので、中国に発注が行かざるを得ない」と語った。


ピョン・ジョングク記者 キム・ドヒョン記者 bjk@donga.com