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現代自が水素自動車に30年まで7兆ウォン投資へ、年間50万台生産目指す

現代自が水素自動車に30年まで7兆ウォン投資へ、年間50万台生産目指す

Posted December. 12, 2018 07:54,   

Updated December. 12, 2018 07:54

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現代(ヒョンデ)自動車グループが2030年までに、水素燃料電池自動車(FCEV)に計7兆6000億ウォンを投資する。年間3000台水準の水素自動車の生産能力も、2030年には年間50万台に増やす。グローバルエコカー市場で水素自動車と電気自動車の主導権争いが本格化している中、現代自が「水素自動車の崛起」を宣言したという評価だ。

11日、現代自グループは、忠清北道忠州(チュンチョンナムド・チュンジュ)にある現代モービス忠州工場で行われた水素燃料電池システム第2工場の新築起工式で、「水素自動車のビジョン2030」を発表した。同日の行事には、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン) 首席副会長が出席した中、成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、李始鍾(イ・シジョン)忠清北道知事、趙吉衡(チョ・ギルヒョン)忠州市長、鄭鎭行(チョン・ジンヘン)現代自社長、林永得(イム・ヨンドゥク)現代モービス社長など、現代自グループや政府、自治体の関係者120人余りが出席した。1万6600平方メートル規模の第2工場の新築には、2860億ウォンが投入された。

現代自グループは、水素自動車分野の研究開発(R&D)、設備拡大のために協力会社と手を組んで2030年までに計7兆6000億ウォンを投資すると発表した。この過程で創出される直接雇用人員は5万1000人と試算した。

「水素経済」の主導権を握るという計画も発表した。他のグローバル水素自動車メーカーはもとより、船舶、鉄道、フォークリフトなどの輸送分野、電力生産と貯蔵、発電分野に至るまで、水素燃料電池システムを供給する新事業を推進する。現代自グループは、「未来のクリーンエネルギーの時代に適した産業生態系を構築し、新たな成長基盤を作っていきたい」と明らかにした。

現代自グループは2030年になると、全世界で毎年約200万台を超える水素車が売れると予想した。これは昨年、現代自のグローバル販売台数(467万5000台・起亜自動車を除く)の約半分規模だ。


李恩澤 nabi@donga.com