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ハンコム、アマゾンAIスピーカーに「韓国語音声認識」を提供

ハンコム、アマゾンAIスピーカーに「韓国語音声認識」を提供

Posted December. 07, 2018 08:36,   

Updated December. 07, 2018 08:36

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ハングルとコンピュータグループ(ハンコムグループ)が、アマゾンの人工知能(AI)スピーカー(エコー)に音声認識ソリューション「ジーニートーク」を提供することを進めている。

6日、IT業界によると、ハンコムグループの金祥哲(キム・サンチョル)会長(写真)は最近、米シアトルのアマゾンウェブサービス(AWS)本社を訪問して、両社間のパートナーシップを拡大する案を協議しながら、このような内容を議論したと伝えられた。

ハンコムグループは、国策研究機関である韓国電子通信研究院(ETRI)が開発した韓国製AIエンジン「エクソブレイン」と組み合わせて、音声認識自動通訳・翻訳アプリ「ジーニートーク」を作り出すなど、関連技術を高度化している。

ハンコムグループは今年8月、AWSと共同でクラウド(仮想保存空間)基盤の共同編集サービス(WorkDocs)をリリースしたのに続き、AI技術まで協力を強化しようとするのである。

金会長は、「クラウド基盤のウェブオフィス分野の技術力を持っている企業は、マイクロソフト(MS)とハンコムしかない」とし、「今後、アマゾンネットワーク上で世界市場を駆け回りたい」と述べた。

現在、韓国国内AIスピーカー市場にはSKテレコム、KT、ネイバー、カカオは、グーグルなどが参加している。アマゾンエコーの韓国語音声認識が具現されれば、国内AIスピーカー市場の裾野は大幅に拡大されると予想される。

一方、ハンコムグループは同日記者懇談会を開き、スマートシティなどの新事業を拡大して、2020年までグループ売上の半分までに増やすという計画を明らかにした。このため、都市のいたるところのビッグデータを収集・分析するモノのインターネット(IoT)プラットフォームとデータ分散ストレージを使用してセキュリティを担当するブロックチェーンプラットフォームなど、「ハンコムスマートシティ統合プラットフォーム」を披露した。

金会長は、「ハンコムスマートシティ統合プラットフォームを関連企業、研究機関、自治体などに開放・共有し、スマートシティの生態系を造成したい」と語った。


シン・ムギョン記者 yes@donga.com