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SKバイオファーム、AI薬物設計プラットフォームを開発

SKバイオファーム、AI薬物設計プラットフォームを開発

Posted October. 16, 2018 08:57,   

Updated October. 16, 2018 08:57

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SKバイオファームが、新しい化合物を設計して提供する人工知能(AI)の薬物設計プラットフォームを韓国国内製薬業界では初めて開発した。

15日、SKバイオファームは「薬物設計(Drug Design)プラットフォーム」の開発を完了して今月から新薬開発に使っていると明らかにした。このプラットフォームは、薬物が人体への働き方などを分析する「薬物特性予測」機能を備えている。これを基に薬物の属性を把握して、新しい化合物を作って提案する「薬物設計」も可能である。SKバイオファームの関係者は、「薬物特性を予測する機能はこれまでも業界で活用されてきたが、薬物設計は初めてだ」とし、「新たに作られる化合物は特許が可能だ」と説明した。

このプラットフォームは、研究過程で生成されるデータを集めて自ら学習する機能も備えている。これらのデータは、研究員たちの開発過程にも提供される。SKバイオファームは、このプラットフォームが正常に活用されれば、平均10年以上かかる新薬開発期間が大幅に短縮されると見ている。SKバイオファームの関係者は、「AIプラットフォームが新薬開発の過程で失敗確率を減らして、時間とコストを削減できると期待している」と語った。


黃聖皓 hsh0330@donga.com