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中国人観光客の空席、経常黒字が6年ぶりに最低

中国人観光客の空席、経常黒字が6年ぶりに最低

Posted August. 04, 2018 08:46,   

Updated August. 04, 2018 08:46

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今年上半期(1〜6月)の旅行収支の赤字が、半期基準で史上2番目の規模に膨らんだ。これにより、経常収支の黒字は6年ぶりに最低水準に縮んた。

韓中日の3カ国間で行き来する観光客の規模は年間1500万人を超えているが、観光インフラを改善しなければ入国者より出国者の多い旅行収支の赤字から免れることは難しいという見通しが出ている。

韓国銀行が3日発表した国際収支の暫定値によると、今年上半期の経常収支は296億5000万ドルで、前年同期より16.8%減少した。このような黒字額は、2012年上半期(108億6000万ドル)以来最も少ないものだ。

これは今年上半期の旅行収支の赤字が、昨年下半期(94億4000万ドル)に次いで史上2番目に多い85億ドルに達したからだ。6月の中国人観光客数は38万人で、前年同月に比べて13万人ほど増えた。しかし、中国人観光客数が月60万〜70万人に達していた高高度ミサイル防衛システム(THAAD)事態以前の状態に比べると、依然として少ない水準だ。THAAD事態の影響で韓国観光が食い止められている間、中国人たちは日本など周辺諸国に目を向け、韓国を再訪問していないからだという分析が出ている。


李새샘 iamsam@donga.com