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現代自のアイオニック・ハイブリッドタクシーがシンガポールを走り回る

現代自のアイオニック・ハイブリッドタクシーがシンガポールを走り回る

Posted July. 27, 2018 09:43,   

Updated July. 27, 2018 09:43

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今後、シンガポールで現代(ヒョンデ)自動車のアイオニックハイブリッド(HEV)車(写真)を簡単に見ることができると予想される。

26日、現代自は、ソウル江南区(カンナムグ)にあるCOEXインターコンチネンタルホテルで、シンガポール最大手運輸企業コンフォートデルグロとアイオニック・ハイブリッドタクシーの供給契約を交わした。現代自は、シンガポールに来年上半期(1~6月)まで、最大で1200台のアイオニック・ハイブリッドタクシーを供給することにした。同日の行事には、現代経営管理本部の金炯廷(キム・ヒョンジョン)本部長(副社長)、コンフォートデルグロのリム・ジットポー会長など両社の関係者が出席した。

現代自は、シンガポール・タクシー市場の強者として君臨している。2007年にソナタNFをタクシーとして供給し始め、その後、新型ソナタ、i40などもタクシーとして販売した。現代自のシンガポール・タクシー市場のシェアは55%だ。計2万1000台のタクシーの中で1万2000台が現代自動車だ。

アイオニックは、現代自初のエコカーラインナップだ。ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッド(PHEV)と純粋電気自動車(EV)がある。シンガポール政府が1月から、排気ガス規制を強化する「車両排出ガス制度(VES)」を導入したおかげで、現代自がエコカーアイオニックでチャンスをつかんだのだ。現代自の関係者は、「現代自のエコカー技術を世界に知らせるきっかけになるだろう」と話した。


李恩澤 nabi@donga.com