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三星電子が第5世代移動通信システムを公開、「3.5GHz」で中国ファーウェイに挑戦状

三星電子が第5世代移動通信システムを公開、「3.5GHz」で中国ファーウェイに挑戦状

Posted July. 16, 2018 09:46,   

Updated July. 16, 2018 09:46

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「我々は用意ができている。真剣勝負だ!」

三星(サムスン)電子がムキになった。第5世代移動通信システム、性能では三星電子より中国ファーウェイの方が「一歩先」という評価を受け、これ見よがしに挑戦状を叩きつけた。

13日、京畿道(キョンギド)に位置する三星電子の水原事業所内で開かれた「5Gシティー説明会」。三星電子は5Gの割り当て周波数帯域とされる3.5GHzのコア・システムを電撃的に公開した。国内移動通信事業者毎にシステム供給を巡る交渉が行われている最中、敵に手の内を明かすことにもなりかねない公開イベントを開いだのだ。5Gの周波数帯域は低周波の3.5GHzと超高周波の28GHzに分けられるが、市場での観測は3.5GHz帯域ではファーウェイが、28GHz帯域では三星電子が多少先を行っているという評価だ。

ファーウェイに勝ちたい切実な思いだろうか。三星電子はイベント中、終始自信を披瀝した。三星電子ネットワーク事業部長の金ヨンギ(社長)氏は「3.5GHzよりも難易度の高い28GHz帯域のシステムを10年前から対応してきた。」として「5Gで最も難解な超高周波、超広帯域、製品の小型化技術は商用化レベルに達しているので、メーカーの中では技術スピードが最も速い。」と語気を強めた。

三星電子の5G、28GHzシステムは800MHzをカバーし、1024素子のアンテナを集積する技術だ。他方、3.5GHzシステムは100MHz帯域幅を活用し、64素子のアンテナを取り入れる技術。「これは、まるで大学入試で優秀な成績を収めているので、高校入試など問題ないことと同じ。」という。つまり、低周波(3.5GHz)帯域でも勝算はあるということだ。

三星電子は、5Gの商用サービスをグローバル通信システム・メーカー1位のファーウェイと本当に技術を競い合える場だと考えている。三星電子は国内のLTE(4G)システム・シェアー40%とファーウェイ(10%)を超えているが、世界市場ではファーウェイが28%、三星が3%しかない。28GHzの技術力と3.5GHzシステム供給実績、通信システムからチップセット、端末に至るまでの三星の強みを生かし、5G「ファーストムーバー」に乗り出す。

三星電子はハードウェアーの開発に成功した国際標準製品中、最も小型の3.5GHz基地局の実物も公開した。ソフトウェアーの最適化の取り組みが終わり次第、通信事業社に提供される。業界は5Gネットワークの構築が本格化する9月までは開発が終わると見込んでいる。

金社長は「3.5GHz帯域は、末に日本での4Gシステム提供の経験がある」とし、「周波数使用の開始が見込まれる12月まではシステム構築を滞りなく進めていきたい」と語った。

三星は、米国1位の通信事業者ベライゾンに28GHz帯域の5G固定無線アクセス(FWA)システム提供の契約を結び、今年第三四半期(7〜9月)にサービスを開始する。米国スプリントとは来年商用化予定の2.5GHz帯域5Gシステムの供給契約を結んだ。

三星電子は通信システムに限らず加えて5Gビジネスの工夫もしている。水原事業所の入り口には5G技術を用いたエスワン社の超高画質映像分析閉鎖回路(CC)TV8台が設置、車両スピードや無断横断などをリアルタイムで分析し、中央コントロールタワーに転送していた。キム社長は「世界初、5G全国ネットワークが構築される韓国で核心周波数である3.5GHz帯域は決して譲れない」とし、「数千人のR&D人材と国内工場をバネに2020年までには5Gシステム世界シェアを20%に引き上げ、グローバルトップ3に名を連ねたい」と語った。


申東秦 shine@donga.com