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海外株の収益には譲渡税を課す…手数料にも注意を

海外株の収益には譲渡税を課す…手数料にも注意を

Posted July. 07, 2018 08:09,   

Updated July. 07, 2018 08:09

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かつては巨額資産家の専有物だった海外株式投資が、今は誰でも簡単にアプローチできる財テク手段となった。海外専用取引システムを運営する証券会社のおかげで、スマートフォンでも投資が可能となった。しかし、米国で株式投資ブームが起きたからと言って、「牛に引かれて善光寺参り」のやり方では困る。投資には常にリスクが伴うはずだが、海外株式投資の場合はチェックしなければならない事柄がより多いことに注意しなければならない。

まず、海外株式は取引国通貨に両替して投資するため、為替リスクを念頭に置かなければならない。もちろん、これまでドル高だった時はウォン安が進んだ。韓米金利逆転でしばらくはドル高が予想される現状では、米株への投資で為替差益を期待することもできる。しかし、為替レートの変動性は予測できないことも一緒に考慮しなければならない。

税金もチェック対象だ。国内株の場合は投資収益に対して課税しない。しかし、海外株式への投資は、株式売買損益について譲渡所得税を納めなければならない。年間海外株売買損益を合計して250万ウォンの基本控除を超える収入については、譲渡所得税(22%)を分離課税する。証券会社の申告代行サービスを利用すると便利だ。

両替手数料と取引手数料も入念に確かめなければならない。国内株のオンライン取引手数料は、ほぼゼロといえるが、海外株式取引手数料は、0.25~0.5%と高い方だ。証券会社別手数料を比較しなければならない理由だ。

専門家らは、海外株の初心投資家は、ファング株の直接購入よりは多様な投資手段を活用するのがよいと勧める。キウム証券のユ・ドンウォン・チーム長は、「米ナスダックに追従する上場投資信託(ETF)を買うのも一つの方法だ」と助言した。未来(ミレ)アセット大宇(テウ)証券のソ・ジェヨン常務は、「証券会社のWMセンターを活用すれば、ファン株を基礎資産とする様々な中リスク・デリバティブの案内を受けることができる」と説明した。


ユン・ヨンホ記者 yyoungho