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国内の食品物価上昇率がOECD10位に

国内の食品物価上昇率がOECD10位に

Posted June. 04, 2018 09:05,   

Updated June. 04, 2018 09:05

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韓国食品物価の上昇率が、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち10位につくほど高いことが分かった。

3日、OECDによると、韓国の4月の食品物価は前年同月比2.9%上昇して、36加盟国のうち10番目に高かった。ノルウェー(3.9%)とドイツ(3.3%)を除けば、韓国より食品物価上昇率の高い国は、すべて発展途上国だった。最近経済事情が良くないトルコ(8.8%)をはじめ、メキシコ(5.0%)、ポーランド(4.1%)などの食品物価上昇率が特に高かった。

韓国は昨年第4四半期(10~12月)以降、食品物価が低レベルを維持してきた。10月は1.7%(19位)、11月は0.5%(26位)、12月は0.2%(29位)で、今年1月の上昇率はマイナス0.3%で30位だった。しかし、2月に襲った異例の寒波の影響で、野菜を中心に農産物価格が大幅に上昇し、食品物価の上昇率が高騰した。

まだOECDの統計は出ていないが、韓国の5月の食品物価上昇率も2.5%に達した。野菜類価格が大幅に上昇した影響が大きかった。食品物価に大きな影響を与える米価格が、3~5月に高い上昇率を見せており、今後、食品物価の上昇が続く可能性が高い。


金埈馹 jikim@donga.com