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コチュジャンに舌なめずりするイスラム、2兆ドルのハラールフード市場が開かれる

コチュジャンに舌なめずりするイスラム、2兆ドルのハラールフード市場が開かれる

Posted May. 02, 2018 08:32,   

Updated May. 02, 2018 08:32

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先月26日、ソウル城東区(ソンドング)にある新世界(シンセゲ)フード総合食品研究所のオルバンLABで新世界フードが行った新製品の試食会に、ハラールフード(イスラム教徒が食べることが認められた食べ物)がいきなり登場した。豚肉で作っただしや油の代わりに、イスラム法に合った食材を使ったハラールラーメン2種が、包装紙に認証マークをつけて置かれていた。試食をすると、味と香りは、一般ラーメンより少し強目に感じられた。新世界フードは、同日披露したハラール認証ラーメン2種を先月、マレーシアで発売して、本格的にハラールフード市場に参入した。新世界フードのハラールラーメンは発売から半月で10億ウォンの売り上げを上げ、現地で好評を得ている。新世界は、このラーメンの今年の販売目標を80億ウォンに決めている。

1日、食品業界によると、イスラム人口が密集した中東が最近「ポスト・チャイナ」として注目され、韓国食品メーカーが「ハラールフード」市場に積極的に参入している。ハラールとはアラビア語で「神が許した良いもの」という意味だ。毒がなく、精神を曇らせてはならないし、危険ではならないという条件を満たさなければならない。イスラム法では、血液、アルコール、豚肉、アッラーの名の下で適切な方法で屠殺されていない動物から出た部位などの食用を禁じている。ハラール認証機関だけで全世界に300か所以上もある。

ハラール認証を獲得するためには、厳しい手続きを経なければならないが、ハラールフード市場が食品業界のブルーオーシャンとして浮上し、国内企業では我先に参入している。業界によると、2009年は6350億ドルだった世界のハラールフード市場は、2013年は1兆ドルを超え、来年は市場規模が2兆ドルに迫ると予想される。

韓国食品メーカーは、気軽に食べられるラーメンに集中している。2011年、農心(ノンシム)がハラール認証を受けた辛ラーメンをサウジアラビアやマレーシアなどに披露したのに続き、三養(サムヤン)食品も2014年、激辛鶏焼きそばを東南アジア地域で発売した。ラーメンはスープの原材料が多様であり、ハラール認証を獲得するのが極めて難しい製品の一つだ。昨年、農心ハラールラーメンの売上は前年比30%も伸びた。

ロッテ製菓は、チョコパイとガムのハラール認証を獲得して、先月27日、パキスタンにチョコパイとガムを生産する菓子工場の稼動に入った。ロッテ製菓は、イスラム諸国の製菓市場に積極的に進出する計画だ。ロッテ製菓の関係者は、「18億人のイスラム教徒の製菓市場に積極的に参入して『お菓子の韓流』を先導したい」と語った。

加工製品だけでなく、コチュジャン、味噌、醤油などの醤類や砂糖などの食材分野のハラール市場への進出も最近活発化している。新世界フードは、韓国食品研究院の食品輸出支援センターと共同開発したコチュジャンで先月、韓国イスラム教中央会からハラール認証を受けた。このコチュジャンは、イスラム法で禁じているエタノールが入っておらず、発酵速度を下げて、アルコールが生成されることがないように特殊処理した。新世界フードは、ハラールコチュジャンを活用したトッポッキなどを披露する計画だ。

新世界フードの関係者は、「コチュジャン、醤油、味噌などの味噌類を積極的に攻略して、中東地域でラーメンのような加工食品だけでなく、韓国の伝統料理を多様に披露することで、Kフード市場を拡大していきたい」と語った。


姜昇賢 byhuman@donga.com