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運用報酬の低いETF…退職年金の活用時は節税もばかにならない

運用報酬の低いETF…退職年金の活用時は節税もばかにならない

Posted April. 21, 2018 08:30,   

Updated April. 21, 2018 08:30

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韓国投資家たちも、最近はファンドの運用報酬などの費用に敏感な方だ。上場投資信託(ETF)の最も重要なメリットは低コストだ。代表指数を追従するETFのコストは3~10bp(1bpは1%の100分の1)だ。さらに、このようなETFは、保有株を貸すことが可能だが、これに伴う収入が年に10bp前後だ、コストを差し引いても残る。

一方、一般指数より高い収益率を目指すレバレッジETFや株価下落が予想される状況で、逆方向収益率を追求するインバースETFの報酬は70~80bpだ。ここに隠れた費用まで考慮した総費用は2%前後とされる。高収益を追求するには、それなりのコストも甘受しなければならないという意味だ。

コストにおいて重要な問題の一つは税金だ。残念ながら、退職年金や年金貯蓄ファンドを利用してETF投資をすれば、節税効果が大きいという点を知らない投資家が多い。二つの口座を活用すれば、国内型ETFは配当所得に対して課税繰延後の年金受取時点で3.3~5.5%の低い税率を課す。海外型ETFに投資する場合は、売買差益と配当所得についても課税繰延後3.3~5.5%の低い税率で課税するため、一般口座を利用して投資することよりはるかに有利だ。


ユン・ヨンホ記者 yyoungho