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三星電子、第1四半期にまたも過去最大の営業利益

三星電子、第1四半期にまたも過去最大の営業利益

Posted April. 07, 2018 07:26,   

Updated April. 07, 2018 07:26

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三星電子(サムスン)は、「折れる」と言われていた市場の予想に反して、今年第1四半期(1~3月)に再び史上最大の営業利益を記録した。半導体市場の好況が長期化している上、戦略プレミアムスマートフォン「ギャラクシーS9」を早期発売した効果が反映されたものと解釈される。

三星電子は、第1四半期に売上60兆ウォン、営業利益15兆6000億ウォンの暫定業績(連結基準)を上げたと、6日公示した。営業利益は、証券業界で予想していた業績予測値の平均である14兆5586億ウォンを大きく上回る水準であり、「アーニングサプライズ」という評価が出ている。特に、昨年同期(9兆8980億ウォン)より57.6%も伸びたものであり、過去最大業績だった前四半期(15兆1470億ウォン)に比べても3.0%が伸びた。

売上は60兆ウォンで、前四半期の65兆9780億ウォンよりはやや減少したものの、前年同期の50兆5480億ウォンよりは18.7%が伸びた。三星電子はこれで4期連続で60兆ウォン台の売上を維持した。営業利益率も26.0%で、過去最高値を記録した。前年同期は19.6%だった。

今回も業績は半導体部門が主導した。同日の暫定業績発表において事業部門別の業績は公開しなかったが、電子業界では、半導体部門が11兆ウォンの営業利益を記録したものと試算している。また、ITモバイル(IM)部門もギャラクシーS9を先月中旬に早期発売した効果と共に、ギャラクシーノート8など、かつてのモデルの販売好調により、予想を超える成績を収めたものと推定される。

三星電子の関係者は、「第2四半期(4~6月)も半導体業況はいいと予想される」とし、「ただギャラクシーS9の販売成果が変数になるものと見られる」と話した。

一方、LG電子も、2009年第2四半期以降、35四半期ぶりに営業利益が1兆ウォンを突破したと発表した。LG電子は同日、連結基準の売上は15兆1283億ウォン、営業利益は1兆1078億ウォンを公示した。


金志炫 jhk85@donga.com