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トランプ大統領、韓国鉄鋼に「関税爆弾」

トランプ大統領、韓国鉄鋼に「関税爆弾」

Posted March. 10, 2018 07:49,   

Updated March. 10, 2018 07:49

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トランプ米大統領が8日(現地時間)、輸入鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課す行政命令に署名した。世界がトランプ発貿易戦争に包まれている中、韓国産鉄鋼の対米輸出も大きな打撃を受けることになった。

トランプ大統領は同日、ホワイトハウスで、米鉄鋼労働者らやスティーヴン・マヌーチン財務長官などの経済官僚が出席した中、米貿易拡大法第232条を根拠に行政命令に署名した。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を行っているカナダとメキシコは、今回の措置から外された。

トランプ大統領は署名式で、韓国と欧州連合(EU)を狙ったかのように、「米国産業は外国の攻撃的取引慣行によって破壊された。私たちを悪く接した多くの国々は私たちの同盟だった」と語った。

今回の行政命令の効果は、署名日から15日後である23日から発効される。ただしトランプ大統領は、「対米輸出が米国にかける脅威を解消すれば、免除交渉を行うこともできる」と明らかにし、関税免除国を追加できるという可能性を残して置いた。

韓国政府は、「国家免除」や「特定品目の例外」などの適用を受けるために、全力を傾けることにした。関税免除のために米国に代案を示す一方で、主要国と協力して世界貿易機関(WTO)に米国を提訴する案も積極的に検討することにした。


金埈馹 jikim@donga.com · 朴湧 parky@donga.com