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平昌で世界初の5Gサービス、KT「準備完了」

平昌で世界初の5Gサービス、KT「準備完了」

Posted February. 01, 2018 09:27,   

Updated February. 01, 2018 09:27

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31日、江原江陵市(カンウォン・カンルンシ)にあるKT5G広報館内のアイスホッケーのシューティングゲーム場。3.5メートル幅の大型スクリーンに広がるアイスホッケー競技場で、ゴールキーパーと一対一で向き合う状況に置かれた。画面の中央に置かれた仮想のパック(ホッケーのボール)に向かってモーションセンサーのついたスティックを振り回すと、パックがゴールに向かって吸い込まれていくシーンが結構リアルに表現された。

すぐ隣の5Gタイムスライスデモゾーンでは、先ほど記者がスティックを振り回した静止画面が、90度の角度で動きながら現れた。ゲームルームに設置された21台のマルチカメラが同時に撮影した画面が1つとなって、映画「マトリックス」のように、様々な角度から撮影された画面を楽しむことができた。時間を切り裂くという意味で「タイムスライス」と命名された新技術が動員された。

KTは同日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪の氷上競技場が集まっている江陵オリンピックパークの中に、一般市民が実感型メディアを体験できる「5Gコネクテッド」を開館した。約1万平方メートル(約300坪)規模の体験館は、5Gを象徴する五角形に作られた。

オリンピック期間中、ショートトラックとフィギュアスケート競技が行われる江陵アイスアリーナで、100台のカメラで競技場面を撮影し、タイムスライス技術でシーンを180度に分けて見ることができるようになる。また、バーチャルリアリティ(VR)映像で聖火を持って歩きながら、実際の聖火リレー走者のように、次の走者にトーチキス(次の聖火に火をつけること)をする「聖火リレーチャレンジ」も体験できる。聖火リレーの場所は、ソウル景福宮(キョンボクグン)と江原大関嶺(テグァンリョン)牧場、釜山(プサン)国際海底ケーブルコンプレックスなどから選択できる。複合現実感(MR)を利用して、オリンピックに関するクイズを解いて手がかりを得る部屋脱出ゲーム「ミッションチャレンジ」にも挑戦できる。

同日KTは、平昌5G試験サービスの準備を完了したと宣言した。黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長をはじめ、高東眞(コ・ドンジン)三星(サムスン)電子社長、クォン・ミョンスク・インテルコリア社長、蔣柄圭(チャン・ビョンギュ)第4次産業革命委員会委員長などが出席して、世界で初めて行われる「5Gオリンピック」の成功を祈願した。

KTは2015年3月、スペインのモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で平昌冬季五輪を「世界初5G試験サービス」の公開会場にすると宣言した後、3年間5Gサービスを準備してきた。2016年にインテルや三星電子などのグローバル・パートナー社が参加した「平昌5G」規格を完成させ、世界初の5G共通規格基盤の5Gデータ通信に成功した。昨年2月と10月は、5Gフィールドテストと5Gネットワーク・端末連動テストをそれぞれ終えた。三星電子は、世界初の5G候補周波数である28GHz(ギガヘルツ)帯域を支援する端末(タブレット)を開発し、今回の大会に端末200台をソウル光化門(クァンファムン)と江陵5G体験館などに提供する。

KTは平昌冬季五輪で、今までにない新しいメディア体験を提供するために様々な準備をしてきた。時速130キロのボブスレーのスピード感を伝えるためにそりの前に超小型カメラを搭載し、クロスカントリー競技では選手服に全地球測位システム(GPS)のチップを取り付け、3.75キロコースの所々にカメラを設置して、移動経路に沿って選手の動きを見ることができようにした。選手待機席、インタビュー席まで映し出す360度のVRは、実際に競技場にいるような体験を演出する。

吳性穆(オ・ソンモク)KTネットワーク部門長(社長)は、「5Gオリンピックを2020年の東京オリンピックより2年前に平昌で披露できるようになった」としながら、「5G実感型サービスで、トラックの外でもゲームをエキサイティングに楽しむことができるようになった」と語った。


申東秦 shine@donga.com