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双竜車、新年に2度目の新車…「レクストンスポーツ」を発売

双竜車、新年に2度目の新車…「レクストンスポーツ」を発売

Posted January. 10, 2018 09:01,   

Updated January. 10, 2018 09:26

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双竜(サンヨン)自動車の崔鍾植(チェ・ジョンシク)社長は、今年だけですでに2度目の新車を披露して、積極的なマーケティングに乗り出している。崔社長は9日、新車「レクストンスポーツ」の公開発表会で、国内外のマーケティング戦略を明らかにした。

今年に入って3日、双竜車は5年ぶりに外部デザインを変更した「2018コランドツーリズモ」を披露した。それから一週間足らずで中型スポーツユーティリティ車両(SUV)「レクストンスポーツ」をまた披露したのだ。

崔社長はレクストンスポーツを紹介しながら、「毎月2500台ずつ、今年一年間で3万台を国内で販売する計画だ」と語った。

今月2日から4日間行われた事前予約期間中に約2500台が売れた。崔社長は縮まっている自動車市場を心配しながらも、「今年の内需販売台数は12万台を目標にしている」と明らかにした。昨年に双竜車が記録した国内販売業績(10万6677台)を上回る数値だ。

さらに崔社長は、「長期的には20万台の販売を目標に据えている」と述べた。昨年国内販売3位を記録した韓国GM(13万2377台)を越えるという意志が込められている。崔社長は同日、海外マーケティング戦略も具体的に明らかにした。既存の攻略市場だった欧州はもとより、エマージングマーケット(新興市場)を重点的に食い込むというものである。

崔社長は、「中南米とアジアの一部の国、ロシアだけでなく、インド市場を特に集中的に攻略したい」とし、「レクストンスポーツの海外での2万台販売が目標だ」と明らかにした。双竜自動車は大型SUV「G4レクストン」を下半期にインド市場に投入する計画だ。双竜車の宿願である米市場への進出意志も明らかにした。

崔社長は、「米市場の攻略のための製品開発を開始した」と語りながら、「電気自動車と自律走行車も成果を上げている」と述べた。

レクストンスポーツは、オープン型デッキ(トランクが外部に露出されている模様)と国内最高水準の牽引力が最大の強みとして挙げられる。レクストンスポーツは、トランク(デッキ)の容量が1011リットルである。同級SUVのトランク容量が500~800リットルであることに比べれば圧倒的と言える。

崔社長は、「元々300万ウォンほど高く価格を策定したが、顧客の目線に合わせて価格を調整した」と語った。価格は2350万~3090万ウォンに決まった。今月9日から国内販売を開始し、3月から海外販売を開始する。



ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com