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仁川国際空港の第2ターミナルオープン、免税店大手3社がお家芸で真剣勝負

仁川国際空港の第2ターミナルオープン、免税店大手3社がお家芸で真剣勝負

Posted January. 08, 2018 08:41,   

Updated January. 08, 2018 09:34

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仁川国際空港の第2ターミナルオープン、免税店大手3社がお家芸で真剣勝負

今月18日、仁川(インチョン)国際空港の第2旅客ターミナルのオープンと共に、ロッテ、新羅(シルラ)、新世界(シンセゲ)の「ビッグ3」免税店も一斉にオープンする。彼らは体験型店舗やフラッグシップ店など、既存の空港免税店では見られなかった新たな試みで顧客を引き付ける計画だ。

仁川空港第2ターミナルには、ロッテ、新羅、新世界を含む6つの事業者が9597平方メートル規模、33店舗を運営する予定である。昨年の入札でロッテは酒類・タバコ・食品区域を、新羅は化粧品・香水区域を、新世界はファッション・雑貨区域を獲得した。

ロッテ免税店は、計1407平方メートル(約426坪)規模で、130余りのブランドが出店する。バー(BAR)の形で区域を分けた316平方メートル(約95坪)規模の酒類・タバコ・食品のフラッグシップ店が差別化ポイントとなっている。顧客はバレンタイン、ロイヤルサルートなどの有名酒類ブランドのバーで製品を試香・試飲できる。紙巻型電子タバコ専用スペースが設けられ、顧客はリル、アイコスなどを買うことはもとより、喫煙も試すことができる。

新羅免税店は「体験型免税店」を打ち出している。計2105平方メートル(約637坪)の店頭には、シャネル、ディオール、ランコムなど110余りのブランドが出店する。顧客らは、店頭で新商品を使ってみて、仮想現実(VR)を活用してメイクアップ製品を生々しく感じることもできる。シャネル、ディオール、ランコム、エスティローダー、SK-Ⅱ、雪花秀(ソルファス)の6つのブランドを売る店は、既存の空港の店に比べて3倍の規模に拡大する。

新世界免税店は2015年、仁川空港の第1ターミナル1から撤退したシャネルを再誘致したことで、期待を集めている。4300平方メートル(約1303坪)規模の売り場にファッション・時計・ジュエリーなど170余りのブランドを運営する新世界免税店は、「ハイブティックストリート」型の店舗を披露する。これはシャネル、グッチ、プラダなどの高級ブランド約20店舗を一カ所に集めて海外ストリートのように造成したものである。国内免税業界が単独でバレンチノとリモワも出店する。ライン、カカオ、ポロロなどの人気キャラクターグッズを集めて販売するキャラクターゾーンも国内空港免税店で初めて出店する。

新しいターミナルの開場を控え、免税業界では浮き立った雰囲気だが、既存の第1ターミナルの売上減少が予想されることを受け、仁川空港公社と免税店業界は賃貸料の調整を交渉している。双方の立場の食い違いは縮まらず、交渉が長期化するとの見通しも出ている。

仁川空港公社は、第1ターミナルの利用客が約30%減少することを見込んで、家賃も30%ほど引き下げる案を昨年11月に企業各社に提示した。各企業は、客単価(一人当たりの購入金額)の変化と、各企業の出店位置などを考慮した追加引き下げが必要だと、公社側の提案を受け入れていない。空港公社の関係者は、「第2ターミナルのオープン前に交渉を終える目標だったが、事実上不可能に見える」とし、「交渉期限が5ヵ月ほど残っているだけに、慎重に議論を続けていきたい」と語った。

中国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD)を巡る報復による売上激減を理由に、賃貸料調整を要求してきたロッテ免税店との賃貸料調整交渉も残った課題となっている。公社の関係者は、「まだロッテ免税店の公式的撤退立場はなかったが、状況を注視している」と語った。

一方、仁川空港公社の昨年の免税店の売上は21億ドル(約2兆3313億ウォン)で、史上最高だった。仁川空港公社は2年連続で空港免税店の売上で世界トップにつき、2位はドバイ空港だった。



孫佳仁 gain@donga.com