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集団訴訟から一日、アップルが「バッテリー問題」で謝罪

集団訴訟から一日、アップルが「バッテリー問題」で謝罪

Posted December. 30, 2017 09:47,   

Updated December. 30, 2017 09:50

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傲慢だったアップルが、アイフォーンのバッテリー性能をわざと低下させた問題を巡り、28日(現地時間)、ついに謝罪した。米国で1000兆ウォン台の天文学的規模の集団消費者の損害賠償訴訟が起こされてから一日後のことである。

アップルは同日、ホームページに掲載した公式声明で、「皆さんの一部がアップルに失望を感じていることを知っている。謝る」と書いた。続いて、「今回の問題について誤解が多い」とし、「何よりも、私たちはアップル製品の寿命を意図的に減らしたり、ユーザー環境を低下させる措置を取ったことがなく、今後も決してそうはしない」と強調した。「私たちの永遠の目標は、顧客が愛する製品を作ることであり、アイフォーンをできるだけ長く使えるようにするのが、この目標の重要な部分の一つだ」と付け加えた。

アップルは、今回の事態の後続措置として、バッテリー交換費用を来年1月から現在の79ドルから29ドルに下げたいと明らかにした。また、バッテリーの状態を把握して、新しいバッテリーに交換する必要があるかを知らせる機能を備えたiOSアップデートも来年初めに行うと約束した。

アップルが公式謝罪をしたのは、今回の波紋の逆風が予想より激しいと判断したためとみられる。今月中旬、ネット上のコミュニティに掲載された苦情の書き込みから始まった今回の議論は、最近、米国、韓国、イスラエルなどでの集団訴訟につながっている。アップルの株価は26日2.54%が下落して、一日間で時価総額が24兆5000億ウォンも蒸発した。



金志炫 jhk85@donga.com