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中国、LGディスプレイの工場設立を条件付きで承認

中国、LGディスプレイの工場設立を条件付きで承認

Posted December. 27, 2017 09:26,   

Updated December. 27, 2017 09:40

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LGディスプレイが中国広州に1兆8000億ウォン規模の有機発光ダイオード(OLED)工場を建設する計画を政府が承認した。投資計画を発表してから5ヵ月後のことである。

産業通商資源部は26日、産業技術保護委員会を開き、LGディスプレイのテレビ用OLED製造技術の輸出案件を承認したと発表した。政府はLGディスプレイに対し、△材料と装置の国産化率向上、△国内で次期投資を実施、△セキュリティ点検と組織強化の3つを条件として掲げた。会社側が履行するのにそれほど難しくない内容である。LG側はこれに同意した。

テレビ用OLEDパネルの製造技術は、政府から研究開発費の支援を受けて開発した国の重要技術である。国のコア技術の工場を海外に建設するためには、「産業技術流出防止法」に基づいて産業部長官の承認を得なければならない。LGディスプレイは7月末、広州に資本金2兆6000億ウォン規模の工場を設立する計画を明らかにした。LG側の持分は70%である。政府は専門委員会などを開いて、技術流出の可能性や市場予測、国内雇用への影響などについて検討した。白雲揆(ぺク・ウンギュ)産業部長官は、「これから企業が海外投資を推進する際に技術保護策をまとめ、売上や雇用などに役立つかどうかをもう一度探るきっかけになることを願う」と明らかにした。



李建赫 gun@donga.com · 金哉希 jetti@donga.com