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第3四半期の成長率が1.5%、G20の中では3位

第3四半期の成長率が1.5%、G20の中では3位

Posted December. 26, 2017 09:30,   

Updated December. 26, 2017 09:41

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今年第3四半期(7~9月)の韓国の経済成長率が主要20カ国(G20)の中では3番目に高かった。他の国の景気回復が低迷している中、韓国は半導体などの輸出が大幅に伸びた影響を受けたからだ。対外依存度の高い脆弱性を表わしたという分析もある。

25日、経済協力開発機構(OECD)は、G20のうち18カ国の成長率を集計して発表した。その結果、韓国は第3四半期に前四半期に比べて1.5%成長した。これは、中国(1.7%)、インド(1.6%)に次ぐ高い数値だ。韓国を含む18カ国の平均成長率は1%で、韓国の成長率より0.5ポイント低かった。

韓国は上半期より下半期に入っての成長率の改善ぶりが著しかった。第1四半期(1~3月)は1.1%の成長率を見せたが、第2四半期(4~6月)は0.6%の成長にとどまり、第3四半期は大幅に上昇した。成長率順位も第2四半期基準で18カ国中13位に落ちたが、第3四半期に入って、調査対象の中では最も高い成長率の上げ幅(0.9ポイント)を示した。第3四半期の景気回復が最も顕著な国が韓国といえる。

他のG20諸国の成長率が低迷する中、韓国の第3四半期の経済成長率はさらに著しかった。韓国の次に成長率の上げ幅が大きい国であるドイツは、前四半期より0.2ポイント増にとどまった。一方、第2四半期より成長率が下がった国は、18カ国中10カ国にのぼる。

一部からは、10月の秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)連休を控えて、9月末に輸出量が集中したことで現れた一時的現象だという指摘も出ている。韓国の9月の輸出額551億ドルは、月間基準では過去最高の業績だった。韓国銀行は「押し出し輸出」のおかげで、成長率が大幅に改善しており、これにより、第4四半期(10~12月)は成長率が大幅に下落しかねないと指摘した。



李建赫 gun@donga.com