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LGイノテック、世界最高の「殺菌LED」開発

LGイノテック、世界最高の「殺菌LED」開発

Posted November. 28, 2017 08:54,   

Updated November. 28, 2017 09:49

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LGイノテック、世界最高の「殺菌LED」開発

流れる水まで殺菌できる浄水器が実現することになった。自動車、冷蔵庫などの空気殺菌も可能となる。殺菌力の強い光を発散する発光ダイオード(LED)が開発されたおかげである。

LGイノテックは27日、ソウル中区(チュング)にあるソウルスクエアで記者懇談会を開き、殺菌紫外線の出力が世界最高水準である100mW(ミリワット)の紫外線(UV)-C LEDを開発したと発表した。業界で技術水準が最も高いと評価される日本の「日機装(Nikkiso)」が、2020年までに開発すると公言してきた「100mWの光出力」を3年前に達成したのだ。

UV LEDは紫外線の波長の長さに応じて、A、B、Cに分けられる。UV-C LEDは200~280ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)の短い紫外線を放出するように設計された先端半導体光源である。細菌のDNAを破壊し、特殊物質に化学反応を起こす機能があるので、殺菌及び硬化装置などに使用される。LGイノテックが開発したUV-C LEDの波長は278ナノメートルである。

この技術のカギは、チップ内での吸収量を減らして、できるだけ多くの光を放出することにかかっている。同じ面積の中で、高い光出力を出してこそ、殺菌力が高くなるからだ。LGイノテックのチョン・ファンヒLED研究所長は、「10数年間蓄積してきた技術である『垂直チップ』構造を基盤にチップの中で紫外線が消滅する量を減らして光出力を高めた」と主張した。

今回開発された100mW級UV-C LEDは、浄水器だけでなく、車の室内浄化やビルの空調システム、大型水処理装置などにも活用できる。現在商用化されたUV-C LEDの光出力は、2~8mWレベルに過ぎない。小型家電で表面殺菌の用途だけで使用された理由である。光出力が高く、流れる水や空気でも幅広い適用が可能である。LGイノテックは70mW、日機装は40mWレベルの光出力技術を保有していたが、商用化の段階には達していなかった。LGイノテックの関係者は、「来年上半期まで水処理装置にUV-C LEDを供給する予定だ」と語った。LGイノテックが来年上半期(1~6月)に100mWの光出力LEDを供給すると、水処理と空調分野では業界初となる。

冷蔵庫、浄水器、空気清浄機などの生活家電での殺菌機能も大幅に向上する。特に系列会社であるLG電子の家電製品にUV-C LEDを搭載し、シナジー効果が期待される。浄水器の場合、ほとんどが2mWレベルのUV-C LEDが使われている。100mWの光出力で流れる水の殺菌が可能になれば、フィルタで行っていた殺菌機能を代替できる。チョン所長は、「100mWの光が噴射される技術を適用して、水や空気の全領域を殺菌できるようになる」と説明した。

UV LED市場は、昨年の1億6600万ドル(約1800億ウォン)から2020年は5億2600万ドル(約5700億ウォン)に拡大されると予想される。特にUV-C LEDは同期間、2800万ドルから2億4400万ドルに急増すると見られる。



金哉希 jetti@donga.com