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ネイバー、「ニュースの不当編集」問題で担当役員を1年停職処分

ネイバー、「ニュースの不当編集」問題で担当役員を1年停職処分

Posted November. 04, 2017 09:58,   

Updated November. 04, 2017 10:11

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韓国プロサッカー連盟から請託を受けて、連盟に不利な記事がよく見えないように再配置したネイバーの担当役員が最近、会社から停職1年の重い処分を受けた。

3日、情報技術(IT)業界によると、この役員は先月、関連事実が明らかになった後、このような処分を受けて出勤していない。停職期間中は給与は出ない。ポータルの不当編集は、現行法上処罰規定がなく、ネイバーはこの役員を解雇しなかった。しかし会社の内外からは、通常3ヶ月以内である停職期間を1年と定めたことを、事実上解雇に準ずる重い処分と受け止めている。ネイバーの自己監査の結果、この役員は昨年10月、サッカー連盟の関係者から不利な記事を降ろしてほしいという請託を受けて、これに従ったことが明らかになった。ネイバーの韓聖淑(ハン・ソンスク)代表は、請託疑惑が浮上した直後に関連事実を認めて公開謝罪し、ネイバーの李海珍(イ・へジン)創業者も最近、国政監査に証人として出席し、重ねて頭を下げた。

ネイバーは、類似事態の再発を防ぐため、人工知能(AI)で記事を配置する割合を増やすと発表した。しかし、今年9月、ネイバーに広告する飲食店、病院、学院などの検索順位を操作したグループが摘発されたのに続き、今度は記事の再配置の出来事まで発生し、ネイバーの世論操作の危険性などを指摘する懸念が高まっている。



申水晶 crystal@donga.com