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LGD、OLEDテレビのパネル注文が殺到…販売枚数は昨年の2倍」

LGD、OLEDテレビのパネル注文が殺到…販売枚数は昨年の2倍」

Posted November. 01, 2017 09:29,   

Updated November. 01, 2017 09:35

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LGディスプレーの有機発光ダイオード(OLED)テレビパネルの販売量が、昨年同期より2倍以上に増えた。LG電子をはじめとするソニー、フィリップスなど、LGディスプレーパネルを使用する世界主要テレビメーカーのOLEDテレビの販売台数が急増した結果だ。

LGディスプレーは、10月のOLEDテレビの販売枚数が月間販売基準で初めて20万枚を超えたと、31日明らかにした。11月も販売計画が21万枚を超えており、年末まで増え続けると見られる。LGディスプレーのOLEDテレビパネルの販売枚数は、昨年から着実に増えている。昨年第1四半期は13万5000枚だった販売枚数が、今年第1四半期は27万2000枚に増えた。今年第4四半期は販売枚数が62万2000枚と予想される。

OLEDパネルの販売枚数が急増した理由は、「OLED陣営」に参入した電子メーカーが増えたことによる結果だ。最近、テレビ市場全体が停滞状態に置かれていることを受け、プレミアムテレビでラインナップを再整備する企業が増えている。現在、OLEDテレビを生産している世界のテレビメーカーは、中国のスカイワースと長虹、コンカ、欧州のバング&オルフセン、メッツ、グルンディッヒ、ロエベ、そして日本のソニー、パナソニック、東芝など13社にのぼる。市場調査会社「IHS」は、世界のOLEDテレビの販売台数は、今年の138万台から2021年は660万台に伸びるだろうと予測した。

OLEDテレビの生産を開始した企業各社の販売台数も上昇を続けている。代表的企業は、日本のソニーである。ソニーは今年初めてOLEDテレビを発売して、プレミアムテレビのラインアップを強化している。市場調査会社「NPD」によると、ソニーは北米地域で9月のOLEDテレビの販売台数が先月に比べて2.1倍に伸びた。フィリップスも、欧州市場での第3四半期の販売台数が前四半期比5.9倍も増加したと、市場調査会社「GFK」が発表した。OLEDテレビ陣営の先頭走者であるLG電子のOLEDテレビの販売台数も、北米と欧州をあわせて9月の一ヶ月間、前月比1.5倍に増えた。

LGディスプレーの関係者は、「年末までに需要はもとより、来年の物量まで増やしてほしいという顧客の注文が続いている」とし、「下半期から本格稼動した坡州(パジュ)のE4-2ラインの稼働率を最大限引き上げることで、増えつづけている顧客のニーズに対応する方針だ」と明らかにした。



金哉希 jetti@donga.com